【台湾B級グルメ】こだわり過ぎの魯肉飯!「ヒゲのおじさん」でおなじみの「髭鬚張魯肉飯」一号店に行ってみた。


日本でも大人気の「台湾グルメ」。

小籠包の「鼎泰豊(ディンタイフォン)」、タピオカミルクティーの「春水堂(チュンスイタン)」、パイナップルケーキの「サニーヒルズ」など、最近では日本に進出する台湾グルメの名店が増えてきており、注目を集めている。

今でこそ台湾グルメブームが巻き起こっているが、以前は日本に進出するお店は数少なかった。

そんな日本で台湾グルメブームが起きる前に、日本へ進出していたお店が「髭鬚張魯肉飯(ズーシュージャンルーローファン)」である。

現在は、石川県に2店舗のみとなっているが、かつては渋谷、新宿、六本木などの繁華街にも出店していたこともあり、もしかすると見覚えがあるという人もいるかもしれない。

今回は、そんな台湾グルメの日本進出の先駆けとも言えるお店「髭鬚張魯肉飯(ズーシュージャンルーローファン)」の一号店で味わう、誇るこだわりの魯肉飯を紹介したい。

・ヒゲのおじさんで有名なお店
ヒゲのおじさんがデザインされたロゴでお馴染みの「髭鬚張魯肉飯(ズーシュージャンルーローファン)」。台北市を中心に50店舗を構え、台湾でも屈指の魯肉飯の有名チェーン店だ。今でこそ、立派な店舗を数多く持っているが、1960年に先代のオーナーである張泉炎さんによって創業した際は、屋台で細々と営業していた。その後、張さんの作る魯肉飯が美味しいと評判を呼ぶようになり、お店は大繁盛。そして、現在の一大ブランドとなるまで成長を遂げていった。

・あのヒゲのおじさんは誰?
店の外から中まで、いたるところで見かけるヒゲのおじさん。お店のトレードマークでもあるヒゲのおじさんは、実は先代のオーナーの張さんがモデル。休む間もなく働き続けていた張さんは、ヒゲを剃る暇もないほどの忙しさで、ヒゲは伸びきっていた。その姿を見た常連さんたちが、「ヒゲの張さん」と呼ぶようになり、現在の「鬍鬚(ヒゲ)の張(張さん)の魯肉飯」という名前になったのだとか。いわばニックネームを店名にした形だが、その親しみやすさが功を奏し、「髭鬚張魯肉飯」の人気は拡大していった。

・看板メニューの魯肉飯
看板メニューである魯肉飯は、お店のこだわりが詰まった一杯。使うお肉は新鮮な豚のホホ肉で、秘伝のタレと一緒にかき混ぜて煮込む事6時間。そうすると、とろけるように柔らかく、甘辛くコクのある味わいに仕上がる。お肉に合わせるご飯も一級の良質なお米を使っており、なおかつ「お肉:ご飯」の割合が「1:5」になるように盛りつけられる。この「1:5」という関係が、肉汁がご飯と程よく絡む絶妙なバランスで、黄金比なのだそうだ。ご飯に添えられた漬物も特製の奈良漬で、魯肉飯と合うように作られたもの。一杯の茶碗の中に、たくさんのこだわりを詰め込むことでやっと完成するのが、この魯肉飯なのだ。

・一緒に排骨もどうぞ
魯肉飯の他にぜひ注文したいのが、唐山排骨(タンシャンパイコー)だ。豚のヒレ肉で作られる排骨(パイコー)は、オリジナルの甘いソースで味付けられ、外はカリカリで中はジューシーな仕上がり。豚肉の甘みの後に、黒胡椒の刺激が遅れてやってきて、ご飯を片手に食べたくなる一品だ。魯肉飯とは一味違う豚の旨味が味わえる最強のオカズと言えるだろう。

印象的なロゴと名前で有名な「髭鬚張魯肉飯(ズーシュージャンルーローファン)」。

その人気の高さもさることながら、本当に驚くべきは魯肉飯に対するこだわりの深さである。

その魯肉飯に対する熱意は、一大ブランドとなった今でも、ヒゲも剃らずに働いた屋台の頃と変わえることなく、いつまでも輝き続けている。

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お店   髭鬚張魯肉飯(ズーシュージャンルーローファン)美食文化館
住所   台北市大同区寧夏路62号
営業時間 10:00~深夜1:00
定休日  なし
お店のHP http://www.higecho-ishikawa.jp/index.shtml(日本語)
















この記事のお店・スポットの情報

お店・スポット名 : 髭鬚張魯肉飯(ズーシュージャンルーローファン)美食文化館

住所 : 台北市大同区寧夏路62号