本場セビーリャの「フラメンコ舞踊博物館」で観るフラメンコの迫力に衝撃が走る

スペインといえば、多くの人が思い浮かべるのがフラメンコ。

フラメンコがいつどこで生まれたのか、正確にはわかっていませんが、確かなのはスペイン南部のアンダルシア地方で生まれたということ。

15世紀にアンダルシア地方にやってきたロマ族が、もともとこの地にあった歌と踊りを彼ら流にアレンジしたものがフラメンコの原型ではないかといわれています。

フラメンコ発祥の地、アンダルシア地方のなかでも「フラメンコの本場」といわれているのが州都セビーリャで、「フラメンコ舞踊博物館」まであるほど。

フラメンコ舞踊博物館では、フラメンコの歴史を学べるだけでなく、毎晩本格的なフラメンコショーが開催されています。公演時間は、毎日19:00からと20:45から一時間が基本ですが、日によってスケジュールが変わることもあります。

フラメンコショーのチケットは、博物館の受付で直接買えるほか、公式サイトから事前に購入することも可能。フラメンコ舞踊博物館のフラメンコショーは人気が高く満員になることが多いので、チケットは前日までに入手しておくのがおすすめです。

フラメンコショーは、まず最初は男女ペアで踊り、続いてギターの独奏、女性の踊り、ギターと歌、男性の踊り、フィナーレという構成になっています。

フラメンコ舞踊博物館のショー会場は思いのほか小さく、観客と出演者の距離が近いのが特徴。席は早い者勝ちなので、良い席を確保したいなら、早めに会場に到着しておきましょう。

ダンサーが舞台に登場した瞬間から場の空気が一変。恐ろしいほどの迫力に衝撃が走り、観客はたちまちフラメンコの世界に引き込まれます。

細やかにポーズを取りながら、手や体をゆったりと動かす振り付けから、しだいに情熱ほどばしる激しい動きへと変わっていきます。

女性のすさまじい情念、男性の溢れんばかりの情熱が全身から発せられていて、圧倒されずにはいられません。

めまぐるしく変わる動き、激しいステップ、鬼気迫る表情…静から動へ、一瞬たりとも見逃せません。目が釘付けになるとはまさにこのこと。

たたみかけるように激しく打ち鳴らされるタップの音に、半ば放心状態にさせられるほど。たった一人、二人の一挙手一投足がこれほどまでに場を支配してしまうとは…

フィナーレはもはや感無量。会場全体が感動と興奮に包まれ、一体となっているのが肌で感じられます。

まさしく「情熱の国スペイン」を象徴するフラメンコは、日本人にはとうてい真似のできるものではありません。これぞお国柄。

日本でも知らない人はいないほど有名なフラメンコですが、これほど躍動感に溢れ、激しいステップを踏み、鬼気迫る表情を見せるものだということを知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。

フラメンコを観ずにスペインを去るなかれ。本場のフラメンコは「圧倒的」という言葉では足りないくらいの凄みと迫力があります。

会場を去るときには、「ものすごいものを観た」という感動と興奮でいっぱいになっていることでしょう。

Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

フラメンコ舞踊博物館(Museo del Baile Flamenco)
住所:Manuel Rojas Marcos 3
公式サイト:http://www.museoflamenco.com