【世界の美食】世界美食ランキング7位の劇ウマ料理!マレーシア・ジョージタウン「マイ・オウン・カフェ」のペナンラクサ

グルメ天国として知られるマレーシアのペナン島。

中華、マレー料理、インド料理をはじめ、街を歩けばさまざまな種類の食べ物のおいしそうな匂いが漂ってきます。

ペナン島にはいくつかの名物料理がありますが、なかでも絶対に見逃せないのが、ペナンラクサ。

「ラクサ」とは、マレーシアやシンガポールで食べられる麺料理の一種。中国料理とマレー料理が融合した料理で、ココナッツミルクとスパイスを効かせた味付けが一般的です。

しかし、ペナンラクサは、他の地方のラクサとはひと味もふた味も違います。2011年、ペナンラクサはアメリカの放送局CNNが選ぶ「世界美食ランキング7位」に選ばれました。

ペナンラクサはココナッツミルクを使わず、フレッシュな酸味が特徴で、「アッサムラクサ」とも呼ばれます。「アッサム(asam)」とは「酸っぱい」という意味。

レモングラス、唐辛子、タマリンドと一緒に煮込んだ魚のスープに、米の麺やタマネギ、レタス、パイナップル、刻んだショウガの花、ミントなどを投入。そして、ペナンラクサをペナンラクサたらしめているのが、「Hae Ko」と呼ばれる独特の風味をもつ海老のペースト。これなしにペナンラクサは完成しません。

ジョージタウンで、観光客にも入りやすい清潔な店構えながら、本格的なラクサが楽しめるお店が「マイ・オウン・カフェ(My Own Cafe)」。

ジョージタウンきっての観光エリアに位置する、ラクサが看板メニューのカフェで、世界的な旅行情報サイト「トリップアドバイザー」のエクセレンス認証を受けています。

およそ100年前のショップハウスを改装した店内には、ジョージタウンの街なかで見かけるようなノスタルジックなアートが。

お店の主人はとてもフレンドリーで、アットホームな雰囲気に心癒されます。

こぎれいで居心地のよい空間ながら、ラクサの値段は屋台とほどんど変わらない6リンギットと、とてもリーズナブル。

初めてペナンラクサを口にすると、「何だこれは!」と驚くかもしれません。

甘くて、酸っぱくて、そして辛い。魚介のダシや数々のハーブが生み出す重層的な味わいは、いままでに体験したことのない魔訶不思議な味です。

はじめはびっくりしても、食べているうちにその他にはない味わいにハマってしまうはず。

甘みと酸味、辛みがそれぞれ過不足なく主張し合っていて、絶妙なバランスを保っているのです。「ラクサは魚臭い」という声もありますが、こちらのラクサは魚介の臭みはあまりなく、すっきりとした味わいなので、魚が苦手な人もぜひ一度は挑戦してほしい一品です。

観光エリアの中心で、ペナンラクサが手軽に味わえる「マイ・オウン・カフェ」。

ジョージタウンのストリートアートめぐりの合間にぜひ立ち寄ってみてください。

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お店 マイ・オウン・カフェ(My Own Cafe)
住所 2, Cannon Street, George Town
営業時間 10:00~17:00
公式サイト https://www.facebook.com/myowncafe/