【世界の絶景】プラハ最高の絶景!「プラハのエッフェル塔」、ペトシーン公園の展望台にのぼろう

中世そのままの美しい街並みが楽しめる世界遺産の街、プラハ。街全体が美術館あるいは博物館のような風景には、きっと誰もが感動を覚えます。

そんな美しいプラハの街を、高台から見渡してみたいと思いませんか。

プラハを一望する絶好の場所が、ペトシーン公園の展望台。パリのエッフェル塔を模して1891年に建てられたもので、「プラハのエッフェル塔」とも呼ばれています。

展望台の高さは60メートルとさほど高くはありませんが、それ自体が小高い丘の上に建っているため、「プラハで最高の絶景が楽しめる」と評判なのです。「プラハのエッフェル塔」、ペトシーン公園の展望台にのぼってみましょう。

ペトシーン公園へのアクセスは、トラム6、9、12、20、22で「 Újezd 」下車。そこからケーブルカーに乗れば、丘の頂上まで楽に行くことができます。

ペトシーン公園には庭園や教会もあり、散策にもぴったり。バラが咲く庭園の向こうに、展望台が見えてきました。

確かにパリのエッフェル塔に姿かたちは似ているものの、エッフェル塔に比べると、やはりこぢんまりとした印象。

展望台の頂上までは、別料金でエレベーターを利用することもできますが、よほど階段の上り下りがつらいという人でない限り、自力で階段を上るのがおすすめ。

というのも、エレベーターを利用する場合は、順番待ちの列に並ばなければならないことが多いですし、見られる風景は、混み合う頂上からの風景だけです。

一方、階段なら上り下りするあいだも、ずっと美しい風景を楽しむことができます。階段には柵がありますが、写真を撮るには支障がなく、自分のペースでゆっくりと写真撮影ができますよ。

展望台の階段を上っていくと、世界最古で最大の城、プラハ城の全景が目に入ります。高台に建つ壮大なプラハ城を見下ろしているなんて、なんだか新鮮。

「美しすぎる図書室」で知られるストラホフ修道院も見えます。

さらに上を目指して上っていくと、プラハの街のダイナミックなパノラマが眼前に広がります。

旧市街と、ヴルダヴァ川に架かるプラハ最古の石橋「カレル橋」のある風景。まさに、中世のまま時が止まっているかのような光景です。

その左手には、優雅なカーブを描いて流れるヴルダヴァ川と、そこに架かる橋の数々が。この風景を目にすると、「ヴルダヴァ川を抜きにしてプラハを語ることはできない」のだと、肌で感じます。

チェコを代表する作曲家・スメタナが愛したヴルダヴァ川は、今も変わらない、雄大な流れをたたえています。

オレンジ屋根の建物や塔が無数に連なるプラハの景色を見ていると、現代に中世そのままの街並みがこれほど大規模に残っていることに、感嘆せずにはいられません。

中世の街並みと自然が融合した美しき世界遺産の街、プラハ。その風景を文字通り「一望」する感動はひとしおです。

「プラハのエッフェル塔」こと、ペトシーン公園の展望台。ここには、一度見ると忘れられない珠玉の風景が待っています。

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