ディープな魅力、台中のリノベスポット「忠信市場」の不思議世界にハマる!

台湾中部に位置する台湾第3の都市・台中。

近年台中では、古い建物を改装し、おしゃれスポットとして再生させたリノベーションスポットが人気を集めています。

例えば、世界でもっとも美しい眼科と呼ばれる「宮原眼科」やブラタモリでタモリさんが訪れた、約100年の歴史を持つレトロな鉄道スポット「彰化扇形庫」、さらには、アイドルグループのプロモーションビデオで有名になった、鮮烈なアートがあふれる虹の村「彩虹眷村(さいこうけんそん)」など、台中にはさまざまな場所が存在します。

そんな台中にある見所を集めるスポットのなかでも、マニアックな雰囲気にハマってしまう人が続出しているのが今回ご紹介する「忠信市場(ジョンシンシーチャン)」。

もともとは、1960年代末に開設された市場でしたが、寂れて半ば廃墟と化していたところに、近年になってカフェやショップが出現し、話題になりました。

忠信市場があるのは、国立台湾美術館の向かい。ここにホットなスポットがあるなんて、外の通りからは一見まったくわかりません。

しかし、狭い路地を奥に進んでいくと、摩訶不思議な世界が広がっているのです。

「市場」という名が残っているものの、今となっては生鮮食品などを売る市場としてはほとんど機能していません。

そのかわりに、古い建物を改装したカフェやショップ、ギャラリーが誕生。イベントが開催される週末にはアートや写真好きの若者が集まる人気スポットとなっています。

台中にはいくつかのリノベーションスポットがありますが、忠信市場には、他のリノベーションスポットとは大きく違うところがあります。

他のリノベーションスポットが、古い建物の味わいを残しつつも、そのエリアや空間全体を新しく造り変えているのに対し、忠信市場は新たに出現したお店以外の場所は昔のまま。

昔から変わっていない場所では、野菜が売られていたり、段ボール箱が積まれていたり、小さな廟があったりと、生活感たっぷりのディープな雰囲気が漂っています。

この、新旧がつぎはぎのように交錯する魔訶不思議な風景こそ、忠信市場の魅力なのです。

開いているお店が少ない平日は、人通りも少なくひっそり。でもだからこそ、異世界に迷い込んだような不思議な感覚が味わえます。

市場内にいくつかあるカフェの一つに入って、ティータイムを楽しんでみてはいかがでしょう。緑の外観が目を引くキュートなカフェが「1987廚房工作室」。

レトロ可愛い空間で、手作りのケーキやキッシュなどがいただけます。一見小さなお店に見えますが、1階席のほかに、中2階にはお座敷、2階にもゆったりとくつろげるテーブル席があります。

古い建物ならではの素朴なあたたかみを残しつつ、ヒップな感覚をスパイスにした空間は居心地抜群。

おいしいスイーツとともに、ゆったりした時間の流れを楽しみましょう。

台中のディープな魅力が味わえる穴場スポット「忠信市場」。新旧入り混じる空間に流れる不思議な時間に身を任せてみませんか。

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「忠信市場」
国立美術館向かい、五権西路・五権西一街・五権一街・五権西三街に囲まれた一画

「1987廚房工作室」
住所:台中市五權西路一段57巷1弄5號
電話:+886 980 687 840
営業時間:13:00~20:00(火曜定休)