【世界の絶景】東南アジア最大級、ペナン島「極楽寺」のスケールに度肝を抜かれる

「東洋の真珠」とたたえられるマレーシアのペナン島には、世界遺産の歴史都市・ジョージタウンをはじめ、数々の見どころがあります。

ペナン島でぜひ訪れたい場所のひとつが、ジョージタウン近郊にある「極楽寺(Kek Lok Si Temple)」。マレーシアはもちろんのこと、東南アジアでも最大級の仏教寺院で、そのスケールには度肝を抜かれるはず。

ジョージタウンから極楽寺までのアクセスは、道路状況にもよりますが、コムタ周辺からタクシーで30分前後。バスなら一時間近くかかります。ペナン島随一のビュースポット、ペナン・ヒルから近いので、同じ日に極楽寺とペナン・ヒルをあわせて訪れるのがおすすめです。

バスで行く場合は降りるタイミングがわかりにくいので、乗車時に運転手に「極楽寺に行きたい」と告げておきましょう。

極楽寺周辺はにぎやかな「門前町」の雰囲気。もっとも、日本の門前町に比べると、もっと混沌としたアジアらしい雰囲気が漂っていますが。

バスを降りて「極楽寺」の看板にしたがって少し歩くと、丘の上にそびえる極楽寺が見えてきました。これは大きい・・・!

極楽寺は、1890年から約40年の歳月を費やして建設されたマレーシア最大の仏教寺院です。ジョージタウンのヘリテージホテル「ブルーマンション」を建てたことで知られるチョンファッツィ氏もこの寺の建設資金を提供したのだそう。

12万平米にも及ぶという広大な敷地には、多彩な建造物が点在。

オレンジ屋根の大きなお堂や、金色の仏像の数々・・・日本の「わび・さび」のお寺とは違って、あたかもテーマパークのように感じられる派手な光景が広がっています。

建物によって、デザインや雰囲気もまるで違い、これらがひとつのお寺としてまとまっているのが不思議に感じられるほど。

カラフルでポップな感じのする極楽寺ですが、柱の彫刻や、壁や天井の装飾は目を奪われる美しさ。ただ派手なだけではない、仏教芸術の美があります。

極楽寺のシンボルともいえるのが、中国、タイ、ビルマ(ミャンマー)の3様式が混在するパゴダ(仏塔)。

下部が中国、華やかな装飾が施された中央部がタイ、上部の黄金色の部分がビルマ様式です。異なる文化の様式が混在するパゴダは、異文化が隣り合って共存する多民族都市・ペナン島を象徴しているかのようですね。

7層からなる塔は、高さ30メートルに達し、1万体もの仏像がはめ込まれています。

塔には有料で入場可。有料といってもわずか2リンギット(約50円)なので、のぼらない手はありません。

塔の各層には、それぞれの文化を反映した仏像が安置されています。

上層部からは、極楽寺の全景とペナン島の風景が織りなすダイナミックな眺望が。

反対側に目をやれば、豊かな森が広がっています。自然に囲まれてペナン島の風景を楽しめるなんて贅沢ですね。

自然のなかにたたずむ圧倒的なスケールの極楽寺。同じ仏教といえど、日本のお寺とはひと味もふた味も違う、マレーシアならではのユニークな仏教寺院の世界を楽しんではいかがでしょうか。

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「極楽寺(Kek Lok Si Temple)」
住所:No. 1, Tokong Kek Lok Si, 11500, George Town, Pulau PinangMalaysia
拝観時間:8:30~17:30