ピカソが生まれたスペイン・マラガのシンボル、ヒブラルファロ城からの絶景を見に行こう

ピカソの生誕地として知られる、スペイン南部、アンダルシア地方の都市・マラガ。「太陽の海岸」の意味をもつリゾート地「コスタ・デル・ソル」の玄関口としてにぎわうアンダルシア第2の都市でもあります。

リゾート地としてだけでなく、歴史都市としての側面も持っているマラガ。紀元前1000年もの昔に、フェニキア人によって築かれた都市「マラカ」がその起源だといわれています。

アンダルシア地方におけるほかの都市と同様、ローマ人、ムーア人、スペイン王国と支配者が変わってきましたが、そのあいだも貿易都市として発展を続けていました。

そんなマラガの街を一望できる絶景スポットが、高台にそびえるヒブラルファロ城。威風堂々としたその姿は、街なかでも存在感抜群。

マラガの街と同様、ヒブラルファロ城も長い歴史を持っています。城塞の基礎部分が築かれたのが、後ウマイヤ朝後期にあたる10世紀と考えられており、その後拡張が行われ、14世紀に現在も見られる城塞の原型ができました。

ヒブラルファロ城へは、バスで行けるほか、市内中心部から歩いていくこともできます。

歩いて行く場合は、坂道を歩いて丘の上をのぼっていきます。道のりはラクではありませんが、景色を楽しみながら歩けるので、天気の良い日なら苦になりません。ぜひ、歩きやすく滑りにくい靴で、プチハイキング気分で出かけましょう。

城壁を見上げながら石畳の坂道を歩いていくと、マラガの市街や港の風景が目に入ってきます。

そして、長い坂をのぼり切りヒブラルファロ城の中に入ると、堅牢な城塞が目の前に。

城といっても、豪華な宮殿のような城ではなく、ほとんど城壁しか残っていませんが、この城塞が時を超えてマラガの街を見つめてきたかと思うと、感慨もひとしお。城壁の上からは、マラガの街と港、さらには地中海までをも見渡すことができます。

旧市街のカテドラル(大聖堂)や、クルーズ船が停泊する港、ビルのあいだで異彩を放つ闘牛場など、ユニークな風景の数々に感動。

スペインの伝統文化の症状である闘牛場と、近代的な高層ビルが並んでいるのが面白いですね。

アンダルシア第2の近代都市としての表情と、古くから栄えた歴史都市としての表情、両方が楽しめます。

筆者が訪れたときはあいにくの天気でしたが、晴天に恵まれればさらなる絶景が待っていますよ。マラガを訪れたなら、ヒブラルファロ城からの眺めを見ずしてこの街を去ることはできません。

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