クアラルンプールで必見!ディープなアジアの雰囲気を感じるチャイナタウンが楽しい

東南アジア屈指の大都市、マレーシアの首都クアラルンプール。さまざまな民族が共存するこの街は、躍動するアジアの活気に満ちています。

ペトロナス・ツインタワーが近未来的な風景を見せる一方で、昔ながらのアジアのディープな雰囲気が残るのがチャイナタウン。

植民地時代からの古い街並みが残るチャイナタウンエリアは、クアラルンプール観光で絶対に外せないスポットです。チャイナタウンへは、LRTのパサール・スニ駅が便利。無料の市内循環バス「GO KL」も停車します。

・プタリン通り

チャイナタウンを南北に縦断するメインストリートが、プタリン通り。通りいっぱいに露店が並び、夕方になると周囲の通りにも屋台が出現。さらに多くの人々でにぎわいます。

レストラン、ホテル、雑貨ショップ・・・さまざまなお店が軒を連ねていて、ちょっと怪しげな雰囲気が漂っているのがまたクセになりそうです。周辺には老舗や名店のグルメも揃っているのでお見逃しなく。

・スリ・マハ・マリアマン寺院

チャイナタウンで必見の歴史的建造物が、マレーシア最大のヒンドゥー教寺院、スリ・マハ、マリアマン寺院。中国系の飲食店やショップが建ち並ぶチャイナタウンにあって、ここだけ異色のインドの雰囲気が漂っています。

現在の建物は、1873年に建てられ、1999年に改築されたもの。毎年1~2月に行われるヒンドゥー教の大祭、タイプーサムでは、神像を載せた牛車がここから郊外のバドゥ洞窟まで行進します。

寺院内部には信者でなくとも入ることができます。極彩色の神像がズラリと並ぶ、ヒンドゥー教の不思議世界を体験してみて。

・関帝廟

スリ・マハ・マリアマン寺院の向かいにある関帝廟は、クアラルンプールで最も有名な中国寺院の一つ。「三国志」に登場する関羽を祀る寺院で、中国では武神として、また商売の神様として人々に親しまれています。

こぢんまりとしたお寺ながら、鮮やかな赤色の外観が目を引く関帝廟は、内部も赤。線香の煙が立ち込め、ノスタルジックな情緒が感じられます。

・セントラル・マーケット

チャイナタウン界隈で見逃せないショッピングスポットが、チャイナタウンの北西部にあるセントラル・マーケット。1888年にできた野外カジノがそのはじまりで、しだいに目的を変え、現在の土産物市場へと姿を変えていきました。

2012年の改装により、「華人街」「リトルインディア」といったテーマ別ゾーンが誕生。マレーシアやアジア各地の民芸品やエスニック衣料、コスメ、お菓子など、お土産にぴったりのアイテムが所狭しと並ぶおもちゃ箱のような空間は、見ているだけでワクワクします。

・leaf &; co. cafe

近年の新しいチャイナタウンの楽しみ方がカフェめぐり。外国人バックパッカー向けの安宿が多いこともあって、近年チャイナタウンにはおしゃれなカフェが急増中。

チャイナタウンで立ち寄りたい居心地の良いカフェが「leaf &; co. cafe」。自然光が差し込むコンクリート打ちっぱなしのナチュラル空間で、自家製ケーキやドリンク、パスタなどの食事が楽しめます。

新旧さまざまな表情で訪れる人を迎えてくれるクアラルンプールのチャイナタウン。古くからのクアラルンプールの中心で、アジアの熱気を感じてみませんか。

Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

お店 leaf &; co. cafe
住所 50000 Kuala Lumpur 53, Jalan Sultan
電話 +60 3-2020 2220
営業時間 11:30~21:30