【世界で最も素敵な瞬間】台湾・台中にある「高美湿地(こうびしっち)」のマジックアワー

南米ボリビアにある天空の湖「ウユニ塩湖」は誰しも一度は行ってみたいと思う場所ではないでしょうか?

しかし、ボリビアまでは「距離も時間が……」と思う人がいるかもしれません。

実はそんな方にオススメなのが、日本から約4時間で行ける国・台湾。

実は台湾には、知られざるウユニ塩湖のような絶景を体験できる、鏡張りの絶景が見られる場所があります。

それが今回ご紹介する場所「高美湿地(こうびしっち)」です。高美湿地は現地では「ガオメイシーディ」と呼ばれています。

・自然豊かな湿地帯

河口や沼地、そして乾地と湿地、さらには砂質の壌土などが相まって複雑な地形が形成されている高美湿地。

複雑な地形ゆえに自然資源が豊富で、希少な植物や鳥類、魚類などが生息しており、渡り鳥の繁殖地としても知られています。

そして近年、「台湾のウユニ塩湖」として旅行者に注目されつつある場所へと変わってきています。

・裸足で湿地帯へ入る快感
こちらの場所、自由に湿地帯へも入ることができます。

靴をぬぎ、そのまま水に足をつけると冷んやりとしており、涼をとることができます。

湿地帯では、それぞれが思い思いの時間を楽しむ事ができます。

湿地帯を猛ダッシュしている現地の子どもたちや、記念写真をしているカップルや夫婦、この地を訪れたのなら、何もかも忘れて、湿地帯を楽しみましょう。

ベストシーズンは3月〜10月。天候さえよければいつでも美しい景色を見ることができます。

・日が沈む2時間前に行くのがベスト
この場所の絶景を写真に収めたいのなら、日が沈む2時間前に行くのがベストです。

湿地帯に沈む夕日の色がとけ込む風景はまさしく絶景。

日が沈むにつれ、波は次第におさまり、水の色が青色から橙色、紫色、最後には見たことのない色へ変化していきます。

夕焼けの時間に近づくにつれて観光客も増えてき、多くの人がカメラを構えシャッターチャンスを伺っています。

夕日に向かってカメラを構える人、もの思いにふける人、楽しみ方は人それぞれです。

西日が強くなり、橙色へと水面が変わっていきます。

夕日が沈んでからは、どんどん色が変化して行きます。それを楽しみたくて多くの観光客が真っ暗になるまで残っています。

たっぷりとマジックアワーを楽しんだのなら、湿地帯からでるとあたりは真っ暗。

通りには屋台が数店並び、料理を待っていると観光に来ている台湾の方がこんなことをおっしゃっていました。

「今日も幸せだった、こんな美しい景色が見れたのだから」

現地の人が言葉に出して言うほど幸せな気持ちになれる場所、「高美湿地(こうびしっち)」。

美しく移ろいゆくマジックアワーは、きっと台中で最も輝きを放つ素敵な瞬間に違いありません。

そしてそんな時間をたっぷりと体験したのなら、それはきっと忘れられない台湾の旅の想い出になることでしょう。

Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

名前 高美湿地
アクセス 桃園国際空港から台中駅へは新幹線で約45分

バスでは約2時間〜2時間半
。
台中駅から電車で清水駅へ約20分。そこからタクシーで15〜20分
入場は無料