【世界の街角】四季折々の自然が美しいストックホルムの王の庭園(Kungsträdgården)を訪ねてみよう!

スウェーデンの首都ストックホルムは、四季折々の美しい自然を見る事ができる街。

北欧というと北極圏のオーロラツアーなどが有名で、雪景色の風景のイメージも強いですが、スウェーデンの国土は南北に長い形なので、北極圏の街から南部の雪があまり降らない地域まで多種多様です。

今回は春の桜や秋の紅葉が有名なストックホルムの「王の庭園」をご紹介します。

ストックホルム中心部ノルマルムエリアにある王の庭園(Kungsträdgården・クングストレードゴーデン)は、都会のオアシス的存在。

美しい地下鉄アートが見られることで有名なKungsträdgården駅から徒歩すぐです。

王の庭園はストックホルムの最も古い公園の一つ。旧市街ガムラスタンにある王宮のすぐ側にあり、当初は王室の庭園として造られました。

かつて、現在公園になっている場所にフランス様式の庭園を持つマカロス宮という宮殿がありました。地下鉄Kungsträdgården駅には、火災で焼失してしまったマカロス宮殿をイメージした地下庭園のアートが施されています。

葉が赤くなっているのは、桜の木です。

春には日本から贈られた桜が咲き、日本の文化を紹介するお祭りが開かれます。

暖かい季節には、地元の人がピクニックをしたり、仕事の休憩の合間にベンチに座ってお弁当を食べたりと、思い思いの時間を過ごしています。

王の庭園は季節によって随分と異なる景観が見られ、冬には公園の真ん中に巨大なスケートリンクが登場します。

公園のすぐ隣にあるのは、17世紀半ばに建てられた聖ヤコブ教会。

あまり見かけない赤色の漆喰で塗られた教会ですが、四季折々の花が咲く王の庭園の風景と上手く調和しています。

どこを切り取っても絵になる美しさで、写真好きには堪らないですね。

王の庭園の桜が満開になるのは、ストックホルムが暖かくなり始める四月の後半ごろ。

地元の人は毎年桜が満開になる時期を心待ちにしています。

日本の寺社などの歴史的な場所に咲く桜も美しいですが、ヨーロッパの街並みを背景にした桜も素晴らしいものですね。

王の庭園はヨーロッパ有数の美しい桜が見られることで有名なので、旅行時期が合えばぜひ訪ねてみてください。

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名前 王の庭園(Kungsträdgården)/王立公園(日本のガイドブックの表記)
住所 Jussi Björlings allé, 111 47 Stockholm, Sweden
アクセス 地下鉄ブルーラインKungsträdgården駅すぐ
料金 無料