ドイツ・フランクフルト最大規模!ステンドグラスが興味深い三王教会へ行ってみよう!

現代建築と歴史的な街並みが混ざり合う街フランクフルト。そんなフランクフルトを流れるマイン川のほとりに、この町で最大級の大きさを誇る教会があります。

三王教会と名付けられたこの教会は、美術館や博物館が並ぶ「博物館通り」より少し離れた場所に堂々とした姿を見せています。この町最大級とあって建物がとても大きく、教会全体を写真に収めるのが難しいほどです。

現在あるネオゴシック様式の建物自体は19世紀後半に建設されたものですが、この教会の歴史は14世紀ごろにまで遡ります。それまではバロック様式の教会が同じ場所に建っていましたが、老朽化のため取り壊され、あらたに現在の教会が建設されました。

教会の塔さ高さ80メートル。完成当時、この塔はフランクフルトで2番目に高い建築物でした。

1番高かった建物は何だったかというと、それはマイン川の対岸に立つバルトロメウス大聖堂。今では高層ビルがたくさん並ぶフランクフルトも、当時はこの大聖堂より高い建物が1つも無かったというから驚きです。

プロテスタントの教会である三王教会。カトリックのバルトロメウス大聖堂(フランクフルト大聖堂)に対抗し、冗談と誇りをこめて「ザクセンハウゼンの大聖堂」とも呼ばれていました。ちなみにザクセンハウゼンとはマイン川より南の地域を意味する言葉です。

教会の内部は想像していたよりもずっと広くなっています。ずらりと並ぶ椅子の列も、どことなく迫力がありますね。ここに1100人もの人が座ることが出来るのだそうです。

スペースは大きくありませんが、教会の歴史について展示するコーナーがあるほか、お茶やコーヒーも用意されています。訪れる人がこの場所でゆっくりとできるよう配慮がされているのです。

この教会を訪れたなら、注目していただきたいのがステンドグラスです。チャールズ・クローベルという人物により1956年に作成されたステンドグラスでは、戦争やナチス時代を通して彼が感じた陰鬱や屈辱が表現されています。

もちろんそれらを直接的に表現するのではありません。神や魚のモチーフが使われ、どこか謎めいた雰囲気が漂っているのです。

ステンドグラスは2階部分からの方が良く見えるのでおすすめです。

ここから教会内部を見下ろすと、改めてその広さを実感します。今は誰も居ませんが、祭事などの際にはここが人で埋め尽くされ活気が溢れるのでしょう。

派手さこそないものの、落ち着いた雰囲気が魅力の三王教会。訪れる観光局もまばらで、賑やかなフランクフルトの喧騒を忘れてゆったりと過ごせる場所です。

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