バンコク~大阪の乗り継ぎ便がさらに充実

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中国東方航空(MU=CES 上海市浦東新区、上海A株・香港H株上場)は、日本のゴールデンウィーク前にあたる4月から関空~上海浦東線を増便すると発表しました。

完全子会社の上海航空(FM=CSH)と合わせて毎日5往復運航へ強化。増便は上海を午前中に出発するため、バンコクからの夜行便で乗り継げる選択肢が増えます。最繁忙期でもタイから日本まで空席待ちということがこれでほぼなくなります。

《4月26日から有効》
MU225 PVG0900~KIX1210 DAILY
MU226 KIX1310~PVG1430 DAILY
(機材はエアバス321 ビジネスクラス12席、エコノミークラス164席)

前記事「いつの間に…バンコク~上海間中国東航便が激増」でも取り上げた通り、バンコク(スワンナプーム)~上海浦東間には東航・上航合わせて毎日6便が飛んでいます。中でも需要の高いバンコク発夜行のMU548便には大型のエアバス332型機が使われており、日本各地への乗り継ぎも多くなっています。

両社がスカイチームメンバーになった後は、大韓航空(KE)やチャイナエアライン(CI)のマイレージ会員が自社便を取れなかった時の次善策として選ばれるケースもあります。

関空へはMU548便→515便の乗り継ぎが定番でしたが、515便も上海や他の乗り継ぎ地からのお客様が入って満席になることがあります。そこで、515便の時間を若干後にずらし、その前に今回新規就航の225便を入れることで乗客の分散を図ります。

関空へはMU548便→515便の乗り継ぎが定番でしたが、515便も上海や他の乗り継ぎ地からのお客様が入って満席になることがあります。そこで、515便の時間を若干後にずらし、その前に今回新規就航の225便を入れることで乗客の分散を図ります。

東航では、515便もエアバス332から321に機材変更されると説明していますが、両便を合わせて上海朝発の東航エコノミークラスはトータル328席が提供される計算。515便だけが飛んでいる現在と比べて90席の増加で、最繁忙期でもタイから日本までの乗り継ぎが空席待ちになるということが解消できると期待されています。
 
Post: Traveler’s Supportasia
Photo: GOTRIP!