【世界の街角】断崖の上に取り残された美しい集落!世界遺産チンクエ・テッレで一番小さな町コルニリアを訪ねて

イタリア北西部、リグリア海に面した海岸沿いには、世界遺産にも登録されている風光明媚な5つの美しい村があります。これら5つの村は合わせて「チンクエ・テッレ(Cinque Terre)」と呼ばれ、特に夏のバカンスシーズンには世界各地から多くの人が訪れて大変賑わいます。

その中でも最も小さい村が、今回ご紹介するコルニリア(Corniglia)。小さいながらも魅力たっぷりで、散策の楽しい村です。

チンクエ・テッレの他の村とは異なり、コルニリアは海抜100メートルという断崖の上に集まっている集落なので、船でのアクセスが不可能。村を訪れる者を待ち受けているのは、駅から村へと続く337段の階段です。

上っているうちに次第に息も苦しくなってきますが、そんな旅人を励ますかのように、階段の途中からは美しい海岸線を望む事ができます。

遠くにはもう一つの村マナローラも見えますね。マナローラまでは約2キロのハイキングコースを辿りながら行くことも可能です。

階段を上りきったらいよいよ村の中へ。人口250人ほどの小さな村の中では、まるで迷路のように細い道が張り巡らされています。とはいえどこを歩いても目に入るのは美しい景観。これなら迷うのさえ楽しくなってしまうほどです。

狭い路地では土産物屋さんやカフェ、バーなどもあちこちにあります。

村を離れた場所から見ると、村の下には段になったブドウ畑が広がっているのが分かります。チンクエ・テッレはワイン生産も有名ですが、岩ばかりで栄養分の無い土地ゆえに、ブドウ以外の作物は栽培が難しいのです。

ふたたび村へ戻ってみましょう。村の端にある展望台からは、リグリア湾を一望する事ができます。

自然の光が差し込むサン・ロレンツォ教会の内部では、天井に描かれた美しいフレスコ画に注目してみてください。観光客で賑わう外の世界とは打って変わって、静寂な空気が流れる教会内部。しばし心を落ち着けながら、これまでの旅を振り返るのも良いかもしれません。

教会の前に広がるのは、カラフルな家々と青い海が織りなす絶景。時間が経つのを忘れてしばしこの眺めを楽しみましょう。

チンクエ・テッレのなかで一番小さな村コルニリア。この美しい村では、地図など持たずに道に迷う事を楽しんでみてください。思いがけない絶景に出会えるかもしれませんよ。

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