スイス最大級、バーゼルの色と光に満ちたクリスマスマーケット

色と光に彩られるアドベントのヨーロッパ。「クリスマスマーケットの本場」として日本でもよく知られるドイツのほかにも、各地でロマンティックなクリスマスマーケットが開催されます。

今回ご紹介するのは、スイス最大級のバーゼルのクリスマスマーケット。

スイス北西部に位置するバーゼルは、ドイツとフランスに近いスイス第3の都市です。毎年2月に行われるカーニバル「ファスナハト」や、時計の見本市などの大型イベントが開催されることでも知られています。

スイス最大級を誇るバーゼルのクリスマスマーケットのメイン会場となるのが、歴史博物館前のバールフュッサー広場。

広場とその周辺に150近い雑貨や食べ物の屋台が並び、歴史博物館のそばには大きなクリスマスピラミッドがお目見えします。

このクリスマスピラミッドは単なる飾りではなく、1階がグリューワイン屋台になっていて、クリスマスピラミッドの足元でグリューワインを楽しむという粋な体験ができるようになっています。

バーゼルのクリスマスマーケットのグリューワインカップはブーツ型でとってもキュート。

木製やガラス製のクリスマスオーナメント、キャンドル、羽ペンなどのクラシカルな文房具、木工製品など、さまざまな雑貨が並ぶ屋台は見ているだけでも楽しめます。

もちろん、窯焼きパンやソーセージ、クレープなどの定番B級グルメに加え、ラクレットやチーズフォンデュなどのスイスらしい屋台グルメも味わえます。

バールフュッサー広場から延びる通り、バールフュッサーガッセにも美しく装飾された屋台の数々が並び、とても賑やか。

奥には、しゃべる2頭のトナカイの頭がついた名物屋台もあります。ユーモアたっぷりの会話やクリスマスソングを披露する彼らはみんなの人気者。

バールフュッサー広場に次ぐ、もうひとつの主要会場がミュンスター広場(大聖堂広場)。

その名の通り、大聖堂のそばにある広場で、ここにはバーゼルの旧市街にあるクリスマスオーナメント専門店「ヨハン・ヴァンナー(Johann Wanner)」が飾りつけを手がけた巨大クリスマスツリーが立っています。

荘厳な大聖堂ときらびやかなクリスマスツリーが織り成す風景は、なんとも幻想的。

ミュンスター広場で開かれるクリスマスマーケットの特徴は、なんといっても「メルヘンの森」と名付けられた子ども向けのエリアです。

レープクーヘン作りやパン焼き、木工細工や鍛冶、キャンドル作り、クリスマスリース作り、ロバ乗りなど、クリスマスにまつわるさまざまな体験ができるため、子どもたちで大賑わい。

敷地内とその周囲には線路が敷かれ、ときおり子どもたちを乗せたミニトレインが横切ります。

子ども向けのコーナーを設けているクリスマスマーケットは多いものの、ここまで大規模なものは珍しく、子どもたちが新鮮な体験に取り組む様子を見ているだけで元気をもらえるはず。

メルヘンの森の向かいには、通常のクリスマスマーケットがあり、46の雑貨と食べ物の屋台が並んでいます。

イタリアのペーストやアジアの小物、ロシアのマトリョーシカなどを売る屋台もあり国際色豊か。

日が落ちてライトアップされると、「光の森」のようなファンタジックで優しい風景が楽しめます。

ドイツとフランスに近いバーゼルだけあって、ドイツのシュトゥットガルトやフランスのストラスブールなど、ドイツ南西部やフランスのアルザス地方のクリスマスマーケットと合わせて周るのもおすすめ。エリア的に近いことから、同じものを売る屋台もありますが、国が変われば異なる点も出てきます。

各国のクリスマスマーケットを見比べて、違いを発見することで、ちょっと通なクリスマスマーケットの楽しみ方ができるかもしれません。

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