蒲焼き発祥の地『浦和』で食べる極上のウナギで夏を乗り切ろう!さいたま市浦和区の「和香(わか)」
|埼玉県の浦和は実はウナギの蒲焼き発祥の地であり、そのため浦和では江戸時代から多くの人々に育まれた絶品のウナギ料理を頂ける、とのミミヨリ情報を頂きました。
そして、ウナギの街浦和には多くの老舗ウナギ屋さんがあるとのことですが、今回は駅から少し遠いけれどもコスパ最高、味も最高、こんなウナギ食べていいのか!? と思ってしまうほどのお店があるということで、そのお店を訪問してきました。
事実、浦和はウナギの街としてうなぎまつりなるイベントも開催しています。
さらに駅前にはアンパンマンの漫画家として知られる、故やなせたかしさんが生みの親となった『浦和うなこちゃん』というキャラクターが鎮座しています。ちなみに、うなこちゃんの右手のうちわは、イベントごとに変わるそうです。
さて、今回教えて頂いた銘店『和香』に到着したのは日曜日の12時前後。すでに店内は満員状態だったので、外で並んで待つことにしました。そうすると店主が中からわざわざ出てきてくれて、注文をとってくれました。
聞けば、ウナギは活きウナギをつかっており、注文があってから1匹ずつ焼きを行うため、とても時間がかかるとのこと。これは本当に美味しいウナギを食べることができる予感がビンビンします。
暑い外で香ばしいウナギの香りをたっぷりと感じながら待つこと約30分、ようやく店内に入ることができました。
そこからさらに、待つこと15分、いよいよ特上うな重が供されました。お重のフタを空けると、明らかにスーパーで売っているウナギとはまったく別物、超肉厚のウナギが3枚も入っていました。
肝心のお味は、、、正直びっくりして絶句してしまいました。1度だけ徳島県の山奥で本物の天然ウナギを食べたことがあるのですが、あのときの極上のウナギに匹敵するほどの大きさ、味の濃さ、コク、そして脂のノリ。
しかしながら丁寧な仕事がしてあるためか、大きなウナギであるにもかかわらず、身自体が全くしつこくない仕上がりです。香ばしい皮の香りと食感、そしてしっかりと蒸かされたウナギの身はフワフワとしていて、タレとご飯とウナギが最高の三重奏をかなでてくれます。
あまりの美味しさにものの数分程度で平らげてしまいました。肝吸いにもとても大きなウナギの肝が入っており、とても上品な肝吸いがウナギの強い主張をしっかりと受け止めてくれます。
また、ウナギは食べた後にしつこさが残ったりする場合があると思いますが、『和香』さんのウナギは全くそんなことはありませんでした。というか、もっと食べたい!と強く思ってしまいました。
「今までに食べていたウナギは、なんだったのだろうか……」 一度食べたらそう思わずにはいられないような、とても美味しいウナギが埼玉県の浦和で堪能することができます。みなさんも都内からすぐの浦和で、夏バテを乗り切る美味しいウナギを堪能してみてください。
Text: GoTrip!
by taka
お店の名前: 和香(わか)
住所: 埼玉県さいたま市浦和区本太3-1-18
営業時間: 11:00~14:00および17:00~21:00(LOは30分前まで)
定休日: 水曜日
▼お店の暖簾にはあの浦和うなこちゃんがデザインされています
▼お店のメニューはこちら。今回は特上うな重を頂きました
▼うな重の特上。画像を見るたびに、よだれが出てきます
▼うな重
▼ウナギ、リフトアップ!
▼山椒をちりばめた場合はこのような形になります
▼こちらはうなぎのバラポン酢。サッパリとした中にウナギのコクがギュッと凝縮された逸品です
▼こちらが浦和の有名キャラクター、浦和うな子ちゃん。やなせたかしさんが産み出したキャラクターとのことです。ちょっと、うなぎというよりも、おにぎりのような感じがします