台湾の高雄でサイクリングをしてみた!
|高雄市は台北に続く台湾第2の大都市。ここ、なんだか街中にユニークなアートがあふれています。パブリックにアートが染み込んでいるので、歩いても色々発見できますが、やはり市のコミュニティサイクルでサイクリングするのがオススメ。
市内に結構な数のスタンドが設置されていて、クレジットカードで簡単に借りることができます。そんな高雄の中でも、特にオススメなスポットをご紹介します。
駁二芸術特区
かつての鉄道の跡地を利用して、新たに設けられた、高雄で最もホットなアートスポット。遊歩道沿いにはカラフルなオブジェが建ち並び、古い倉庫群や資材置き場は展示場やイベント会場に再利用され、常にカップルや家族連れでにぎわっています。使われなくなった線路はアスファルトや木材で覆われ、遊歩道兼サイクリングロードになっています。
打狗鐡道故事館
駁二芸術特区から港方面に隣接。周辺の公園には、かつての線路や汽車がそのまま残されたり、オブジェになっています。市民の憩いのスポットで凧揚げやら犬の散歩など、自由気ままに過ごしています。植栽計画の色使いも魅力的で、ニューヨークのハイラインに負けていません。
美麗島駅
こちら、台湾の地下鉄MRTの駅です。著名ステンドグラス作家も仰天するような巨大天井アート。ニュースサイトのPOLICY MICによる2014年の「ニューヨーカーが夢見る世界で最も美しい地下鉄駅ランキング」で、堂々2位にランクイン。改札を出てすぐにあるこのアートは、MRT利用者を魅了するそうですが、実際MRTの乗客はさほど多くないことが何とももったいないです。
The Icon Hotel
高雄で一泊するのであれば、リーズナブルで好ロケーションという点でもお勧めのホテル。フロアごとに異なるデザインがほどこされ、なんともユニーク。かつてはオフィスビルだった建物を、高雄出身の女性建築家を中心に、世界各地からデザイナーを集め、創られたそうです。遊び心満載の美味しい朝食も、要チェック。公式サイトはこちら。
こんな街にしばらくいると、自分でも何かを作りたくなりますが、その辺の環境もばっちり。街中には文具屋やアートカフェも充実しています。文房具屋には、自由に使えるペンやらハサミ、作業台もあり、人々がカラフルな手紙を書いていたりします。私もここで日本の友達にコーヒー付きのはがきを購入して、郵送しました。
そして、忘れてはいけないのが、食!アートとは関係なしに、楽しんでしまいましょう。高雄ももちろん夜市が充実。海が近いので、新鮮な海鮮系の台湾料理が豊富、調理も豪快。中でも香ばしい牡蠣煎餅は、おすすめです。台湾ビールも忘れずに。
高雄へのアクセスは、日本からの直行便もありますし、台北からでも新幹線で数時間。週末に気軽に行けてしまいます。マイルドなアート・スピリットが満載の高雄、ぜひ足をのばしてみてはいかがでしょうか。
By Shoko
Via: レンタル自転車
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