マジで?観光地で親しく声をかけてくる人たちは数カ国語もしゃべれる人もいる

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世界中の観光地には、気軽に日本語で声をかけ親切にし、信頼関係ができたとみるやお店に連れ込むなどし、いろいろなモノを法外な高値で旅人に売りつける、というすこし強引な詐欺手法がある。

もちろんテキトウにあしらったり、買わなければよいだけのことだが、親切にされたりご飯をごちそうになるなどしてしまうと、罪悪感からか少なからず押し切られて買ってしまう旅行者もいる。特にまた異国の地で日本語で話かけられると、ついつい気が緩んでしてしまい、心を許してしまうこともあるかもしれない。

たとえばアジアとヨーロッパの交わる町トルコのイスタンブール。この地には魅力的な世界遺産があり、世界中からたくさんの観光客やってくる場所。そんなイスタンブールでは法外な値段で絨毯を売りつけてくるパターンが多い。

記者(私)が経験したのはイスタンブールのアヤソフィア前。美しいアヤソフィアを眺めていたら、いきなりトルコ人に日本語で話しかけられた。これは絨毯売りだなと思い、私は中国人だと英語で答えた。

そうすると驚くべき事に、日本語で話しかけられたのだが、いきなり中国語で話をつづけるではないか!

てっきり日本人には日本語が話せる人間が担当しているものだと思っていたが、商魂たくましいとはこのこと、彼らは数カ国後が話せるらしく、中国語、韓国語・日本語で矢継ぎ早に会話をしてくる。

語学が堪能であるならば詐欺商法で絨毯を売るのではなく、観光ガイドやレストランなどで働けばよいのではないかと思うのだが、彼らには彼らの理由があるのだろう。

旅先で気軽に話しかけてくる親切な外国人を装った詐欺商法は様々な手法があり、彼らはプロなのでよりテクニックが高度になっているので注意が必要だ。これはなにもイスタンブールに限った話ではなく、世界中の観光地で存在するため、初めて海外を訪れる旅行者は少し気をつけた方がいい。

そのため旅に出かける際には、その場所でどんな出来事があるかを知っておけば、初期の段階でやんわりと避けることができる。

そんな情報をまとめ発信しているページが日本の外務省で提供している「外務省 海外安全ホームページ( http://www.anzen.mofa.go.jp/ )」だ。

ここには訪問先で留意しておいたほうがよい情報を常に発信しているので旅行する前にはその国の情報をチェックしておくとよいだろう。

また、意外と見落としがちなのが、ガイドブック。特にガイドブックのページには現地での出来事について読者投稿欄があったり、メインページの欄外に要注意情報などが書かれている事が多いので、欄外の情報もしっかりと目を通しておく事をオススメしたい。

しかし、話しかけてきた人を、なんでもかんでも避けてしまっていたら、旅はとてもつまらないものとなってしまうだろう。最終的には自己責任であるが、旅の醍醐味はやはり現地人とのコミュニケーションから産まれるものなのだ。

また旅を重ねるごとに危険を察知するスキルは向上し、この人はヤバそうだな、とかこの人は信頼できそうだな、という「旅する力」がついてくる。そういう自分自身の経験となる体験も旅では得られるものなのだ。

事前にいろんな情報を集めておくことで、「旅する力」に磨きをかけていくことも旅の楽しみの1つとも言えるかもしれない。

Post: GoTrip! https://gotrip.jp/

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VIA: 外務省 海外安全ホームページ