【世界で最も素敵な瞬間】ランタンの輝く世界遺産の街、ホイアンの夕暮れ
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ベトナムの中部の都市で、ビーチリゾートとしても知られるダナンから南に30キロ程離れたところにあるホイアン。古くから港町として栄え、今もその名残が街並に残っています。
その歴史は16世紀末まで遡ります。ホイアンはポルトガルやオランダ、また日本や中国からの商船が来航する東南アジアの重要な港として発展しました。
その後日本の鎖国で、日本からの商船は途絶えることとなりましたが、中国との交易は長く続き、中国人街なども形成されました。
現在ではより大型な船の入港に適したダナンに国際的な港としての機能は移行してしまいましたが、ベトナム戦争の間もホイアンの街並は破壊されることなく、未だに昔の美しい港町の姿が残っています。
中国風の趣きのある家々の並ぶ街を歩いていると、まるで港が栄えていた当時にタイムスリップしたかのよう。
近くには多くの生鮮食品を扱うマーケットもあり、観光客だけでなく多くの地元の人でも賑わいます。
街を歩いていると目に付くのは多くのランタン。
夕暮れ時になるとこのランタンに明かりが灯り、川面にも流し灯籠が浮かび、幻想的に街を浮かび上がらせてくれます。
ホイアンを訪れる際には、夕暮れまでのんびり待ち歩きをして、この絶景を満喫してはいかがでしょうか。
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