ベトナムの学問の神様、文廟に行ってみた
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ハノイには、ベトナム最古の大学跡が残っています。それは文廟(孔子廟と呼ばれることも)と呼ばれる場所で、今では学問の神様として多くの参拝客が訪れる場所となっています。
中華風の門を通って文廟の中に入って行きます。ベトナムは中国と地理的にも近く、建築や宗教も大きく中国からの影響を受けているものが見受けられます。
中庭には亀の上に石碑が乗った像ものが沢山並んでいます。
これはかつてベトナムにもあった科挙(かきょ)といって超難関とされた官僚登用試験に合格した人の名前が彫られている石碑なんだとか。このことからベトナムは中国の影響を受けている事が分かります。
文廟の奥にある拝殿には、儒家の始祖で学問の神様とされることも多い孔子の像が祀られています。
日本のようにベトナムでも受験のシーズンになると、願掛けでお参りにやってくる参拝客も沢山いるのだとか。
ちなみに文廟内を散策していると目についたのが、植木の中に隠れている小さな陶器の像。囲碁をしている姿などもあって、謂れは分かりませんが何やら意味深。
そんな像も探しつつ、学問の神様にお参りしてみてはいかがでしょうか。ご利益があるかも?!
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