愛知県犬山市 野外民族博物館 リトルワールドで世界の民族衣装を着てみよう!
|愛知県犬山市にあるリトルワールドは、世界各国の家や暮らしをテーマにした野外民族博物館。
昭和58年(1983年)創立と歴史あるテーマパークで、園内を歩いて回ることでプチ世界一周の旅を楽しむことができるとあって、ファミリーやカップル、女子旅にも人気の観光スポットです。
リトルワールド園内には世界各国の家屋が立ち並んでいます。上写真は北海道アイヌの家で、日高地方沙流川流域二風谷の人びとが復元した伝統的家屋とのこと。実際に中に入って写真撮影もできますよ。
こちらは台湾の農家。中国大陸から移住してきた福建系漢族の農家をモデルとして復元しているそうです。建築様式は中国南方の流れをくんでいるものの、台湾の風土に合わせた工夫が施されているとのこと。
敷地の一角には花文字の職人がいて、花や植物をあしらった美しい文字を目の前で仕上げてくれるコーナーもあります。こちらは1文字1,000円~で、おみやげにも人気。
そのほか北アメリカ平原インディアンのテント、北アメリカ ナホバの家、アラスカ トリンギットの家、ペルー大農園領主の家、インドネシアバリ島貴族の家、ドイツ バイエルン州の村、フランス アルザス地方の家、イタリア アルベロベッロの家など、たくさんの国や地域の家々を見ることができます。
さらに、それぞれのエリアではその国の料理を提供するレストランや屋台もあり、例えば台湾なら小籠包、イタリアならピザやジェラートなど、その国らしい名物料理を味わえるのも魅力。
野外民族博物館リトルワールドでは、世界の民族衣装を着ることができます。
試着体験は有料(300円~500円程度)ですが、特に予約などは必要なく、その場で着てみたい衣装をチョイスすればOK!
インドネシア バリ島の貴族の家では、インドネシアの舞踏衣装を着ることができます。
インドネシアのバリ島にはレゴダンスをはじめ、さまざまな踊りがあります。鮮やかな色が目を引く腰巻きは、伝統的なバティック(ろうけつ染め)の布でできているとのこと。
きらびやかな髪飾りや腕輪、ベルトなど装飾品をつけてもらって、気分はすっかりバリの踊り子。
ドイツ バイエルン州の村では、民族衣装、メルヘン衣装、ポーランド民族衣装、チェコ民族衣装などを着ることができますよ。
東京と西洋の文化が交わるトルコ イスタンブールの街では、トルコ宮殿衣装やトルコ民族衣装を着ることができます。
上写真はトプカプ宮殿に暮らす妃たちの宮殿衣装。東西文化の華やかさが取り入れらた、とても美しい衣装です。
衣装を着た後は建物内と建物の外(同じエリア内)で自由に写真撮影ができるので、「なりきり」写真をたくさん撮って楽しみましょう。
トルコ イスタンブールの街では、オスマン帝国時代に建設され、今も旧市街にたち活用されている伝統的民家とイスラーム学院(メドレセ)をモデルとした2棟の建物が復元されています。
上写真は、トルコ絨毯の敷かれたソファと呼ばれる空間で、2階の各部屋を連結する役目を担う重要な空間なのだとか。マットレスを敷き詰めた作り付けのベンチはセディル。
韓国 地主の家では、韓国の伝統衣装や王族の衣装を着ることができます。
韓国らしい調度品が設えられた家屋の前で、伝統衣装を着て記念撮影ができますよ。
衣装の種類やサイズ、試着体験料金はぞれぞれエリアごとに異なりますが、子ども用サイズも充実しているので、ファミリーのおでかけにもぴったりです。
2017年3月11日~7月12日は「世界の肉フェスタ」と称して、世界各国の肉料理を提供するイベントも開催中なので、ファミリーやカップル、お友達同士でお出かけしてみては。
Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
施設の名前 野外民族博物館リトルワールド
施設の住所 愛知県犬山市今井成沢90-48
営業時間 9:30~17:00
入舘料金 大人・大学生 1,700円、シルバー(65歳以上)1,300円、高校生・留学生 1,100円、小・中学生 700円、幼児(3歳以上)300円。
そのほか、団体割引や、年間パスポートもあります。
公式サイト http://www.littleworld.jp/