競馬レースで有名なチェコのパルドゥビツェにあるホテル「アールノーシュットゥ」

チェコの首都プラハの約100km東に位置する産業都市、パルドゥビツェ(Pardubice)。

毎年秋に開催されるヨーロッパで最もタフと言われる競馬レース「ヴェルカー・パルドゥビツカー」や、ジンジャーブレッド作りで有名な町でもあります。

そんなパルドゥビツェを訪れるなら、町の中心部に位置するホテル・アールノーシュットゥ(Hotel Arnošta)に泊まるのが便利です。ホテル アールノーシュットゥは「ホテル アールノーシュットゥ ガルニ」とも書かれますが、この「ガルニ(Garni)」とはレストランなど料理を提供する施設を館内に持たないホテルのこと。

つまり、素泊り、あるいは調理を伴わない簡単な朝食のみがつく宿泊体系をメインとするホテルのことです。日本でいう安価なビジネスホテルに近いかもしれません。

今回泊まったのは、シングルベッド2台の置かれたダブルルーム(定員2名)です。ダブルルームはシングルベッド2台の部屋とダブルベッド1台の部屋があり、選ぶことができます。

料金は1室あたり日本円で6000円~7000円程度(税込)なので、2名で宿泊すればかなりお手頃と言えるでしょう。ほかに、シングルルーム、トリプルルーム、4人部屋もあります。

特にラグジュアリーであるとか、景観に優れているということはありませんが、こざっぱりとした部屋は、寝泊まりするには十分です。

ベッドと寝具には清潔なカバーがかけられ、タオル(バスタオルとフェイシャルタオル)、個包装の小さいとせっけんとボディソープが用意されていました。

部屋にはキッチンもついています。

電子レンジ、電気湯沸かし器、冷蔵庫、食器などが設置されているので、買って来たものを温めてお部屋で食べることも可能です。

バスルームは、シャワーブース、トイレ、洗面台がいっしょになっています。こちらも簡素ではありますが、それほど古さを感じることなく、気持ちよく使えました。

大部分のチェコのホテルがそうであるように、バスアメニティはありません。(ベッドの上にあった石鹸とボディーソープのみ)

冒頭で、ホテル アールノーシュットゥはレストランなど料理を提供する施設を館内に持たないホテルであると書きましたが、このホテルでは簡単な朝食を1階のスペースで提供しています。

食べ物はパン、シリアル、ハム、チーズ、スライスされたきゅうり、ヨーグルト、飲み物はお水、オレンジジュース、コーヒー、紅茶があり、セルフサービスです。

朝食ブッフェというにはささやかですが、出掛ける前に腹ごしらえができるのは有難いですね。

また、市内中心部まで徒歩で出れば、おしゃれなカフェやレストランもたくさんあります。

パルドゥビツェ(Pardubice)は、近隣のフラデツ・クラーロヴェー(Hradec Králové)や、フルディム(Chrudim)への拠点としても便利なので、そのあたりでアクティブに観光を楽しみたい方にとって、ホテル・アールノーシュットゥ(Hotel Arnošt)はちょうどよいホテルだと言えるでしょう。

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名称 ホテル・アールノーシュットゥ Hotel Arnošt
住所 Arnosta z Pardubic 676, Pardubice, 530 02, Czech Republic
電話 +420 466 054 211
Webサイト https://www.hotel-arnost.cz/

[取材協力:チェコ政府観光局]