静岡が東海道五十三次の府中宿と呼ばれた時代から、今日に至るまで静岡を代表する名物として広く愛されてきた「安倍川餅」。その歴史は梅ヶ島で発掘されていた金をもじって「金な粉餅(きなこもち)」として安倍川流域の人々が食べてきた 続きを読む

静岡が東海道五十三次の府中宿と呼ばれた時代から、今日に至るまで静岡を代表する名物として広く愛されてきた「安倍川餅」。その歴史は梅ヶ島で発掘されていた金をもじって「金な粉餅(きなこもち)」として安倍川流域の人々が食べてきた 続きを読む
日本独特の香辛料として、以前から欧米や東南アジアで認知度の高まりを見せている「山葵(わさび)」。静岡市の北、安倍川を遡ったところにある、静岡市有東木(うとうぎ)には「わさび山」と呼ばれる一大ワサビ田があります。江戸時代初 続きを読む
徳川家康という人物は、「鎖国」を推し進めた内国主義的な政治家というイメージで語られてきました。 ですが近年の研究では、対外交易に極めて積極的な人物としての側面が浮かび上がっています。たとえば、駿府(現在の静岡県静岡市)の 続きを読む
「東照宮」といえば、日光を連想する人が大半でしょう。 ですが、もうひとつの東照宮が存在することはご存知でしょうか。それが静岡県静岡市にある久能山東照宮です。ここは、とあることがきっかけで世界的に重要な施設にもなっています 続きを読む
今年の大河ドラマ『おんな城主直虎』は、今の浜松市から静岡市にかけてのお話です。 16世紀中葉、このあたりの地域を支配していたのは今川氏でした。あの徳川家康ですら、青年期までは今川氏の人質という立場に過ぎません。それだけ今 続きを読む
徳川家康という人物の前半生は、まさに苦難の連続でした。 そもそも、徳川家は16世紀中葉まで「地方の弱小豪族」に過ぎませんでした。大勢力からは人質を要求され、それに従わなければ討ち滅ぼされてしまいます。 だからこそ、家康は 続きを読む
太平の世を作り上げた江戸幕府の創始者である徳川家康は、天下を治める以前に、豊臣政権時代に「関東移封」というものを経験しています。 それは北条氏を駆逐した関東に、家康を封じ込めるというもの。 もちろん豊臣秀吉は家康に面と向 続きを読む
静岡県浜松市。モーター産業やその他重工業で栄えるこの都市は、現在あることがきっかけで歓喜に満ちています。 それは、来年のNHK大河ドラマ『おんな城主直虎』の舞台に選ばれたこと。 静岡県はもともと戦国歴史スポットが多い地域 続きを読む
かつて静岡県静岡市が、「日本の中心」だった時期がありました。 それは、17世紀初頭のわずか15年ほどの間のこと。 関ヶ原の合戦で勝利を収めた徳川家康が、駿府城を拠点に今後の日本の方針を固めていた、僅かの間でした。 そして 続きを読む
いつの時代も旅の楽しみの1つは、その土地の美味しい食べ物との出会い。 江戸時代を代表する浮世絵師の歌川広重が描いた東海道五十三次でも、街道沿いの美味しい食べ物がたくさん描かれ、多くの人々に、その土地の美味しい名物を伝えて 続きを読む
さまざまな節目を迎えている2015年、実は天下を取り征夷大将軍となった徳川家康公が没してから今年で400年という節目で、全国にある家康にゆかりのある都市では、様々なイベントが開催されています。 続きを読む