あの「ボーンスプレマシー」のロケ地でも有名な場所。ベルリンの中心「アレクサンダー広場」


ドイツの首都ベルリンで一番の繁華街、ミッテ区。待ち合わせ場所として有名な世界時計があるのが、あの「ボーンスプレマシー」のロケ地でも有名な場所、「アレクサンダー広場」です。

ロシア皇帝のアレクサンドル1世が、ベルリンを訪れたことを祝って名づけられたこちらの広場、もともとは牛の市場だったそうです。

そして、今から100年以上も前、1882年に開業したアレクサンダープラッツ駅によって、この場所はベルリンの商業の中心となり、今でも多くの人でにぎわう場所になったそうです。

東西ドイツに分かれた後、アレクサンダー広場には東ドイツのシンボル、テレビ塔が建設されます。

当時、西ドイツが誇る工業都市シュトゥットガルトの塔より高く、東ドイツの工業力を示すためにつくられたテレビ塔は、今やドイツ全体のシンボルの1つとなっています。

近代の激動の歴史とともに少しずつ変化してきたアレクサンダー広場は、これまでも、これからも、時代をうつしだす鏡のような存在であり続けるのかもしれません。

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