「ヨーロッパのバルコニー」からの絶景を望むスペインの街、ネルハの知られざる魅力とは

スペイン南部、アンダルシア地方のリゾート地、ネルハ。

日本での知名度は低いものの、ヨーロッパでは「ヨーロッパのバルコニー」と呼ばれる展望台からの景観で知られています。

地中海に張り出した岩場の上に造られた展望台が、ネルハの代名詞・ヨーロッパのバルコ二―。9世紀のイスラム支配の時代には、海を見張るための城塞だったのだとか。

1885年にアルフォンソ11世がネルハを訪れた際、ここからの眺望に感激し、「ヨーロッパのバルコニー」と名付けました。バルコニーから眺める、山々を抱く地中海の風景はまさに爽快。

ヨーロッパのバルコニーから続く遊歩道にはヤシの木が立ち並び、トロピカルな雰囲気。人々が思い思いに散策を楽しみ、穏やかな時間が流れます。

夜になると昼間とはまた違う、しっとりとしたロマンティックな雰囲気へと変わります。朝昼晩と姿を変える風景に会いに、滞在中何度でも足を運びたくなりますね。

バルコニーの脇の階段を下りた先は散歩道になっていて、ここからビーチにもアクセスすることができます。

間近で見ると、エメラルドグリーンの地中海の透明度は感動的。

広場からバス停へと続くネルハのメインストリーが、Pintada通り。周辺にはショップやレストラン、ホテルが軒を連ね、こじんまりとした街ながら、観光地らしいにぎわいがあります。

一方で、にぎやかな表通りから一本路地を入ると、白壁の家々が並び、のんびりとした空気が漂う典型的なアンダルシアの田舎町の光景が。

海沿いを歩けば、素朴な雰囲気の小さなビーチや、観光客のいないひっそりとしたビュースポットにも出会えます。

ネルハを訪れる団体ツアー客はメイン通りを散策し、ヨーロッパのバルコニーからの景色を見た後すぐに去っていきますが、自分の足でお気に入りのスポットを見つけてこそ、ネルハの本当の魅力に触れられます。

リゾート地といえども、手頃なペンションが多く親しみやすい雰囲気のネルハは、地中海の美しい風景を眺めながら何もしない贅沢を楽しむのにぴったりの街。「スペインで最も美しい村」に選ばれたこともある白い村・フリヒリアナを訪れる拠点としても最適です。

アンダルシアの暖かい日差しのもと、小さなリゾート・ネルハで心の洗濯をしてはいかがでしょうか。

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