ゲーテが絶賛した街並み!フレスコ画の街並みが美しいアルプスの街ミッテンヴァルト

ドイツとオーストリアとの国境にある街ミッテンヴァルト。

小さいながらもこの街には、多くの旅人を虜にしてきた魅力があります。

この街を一躍有名にしたのが、家々の壁に描かれている美しいフレスコ画です。このあたり一帯の街では、歩いているとフレスコ画の描かれた建物を目にする事がよくあります。そのなかでもミッテンヴァルトは、そのような建物が特に多く集中している数少ない街の1つなのです。

街の旧市街を歩けば、次々と色鮮やかなフレスコ画の描かれた建物が現れます。その美しい街並みを目にすれば、誰もが感動に胸を熱くするでしょう。文豪ゲーテはイタリア旅行の途中でこの街を訪れましたが、その際に街の美しさを「生きた絵本」と表現したほどです。

街のシンボル的存在である聖ペーター・聖パウル教会の塔にも素晴らしいフレスコ画が描かれています。1740年頃に建てられたバロック式教会のこの塔は、ここオーバーバイエルン地方で最も美しい塔と言われています。

ミサが行われていなければ、ぜひ教会の内部にも入ってみてください。白い壁の美しい教会内部では、高い天井に描かれた絵がとても美しいです。

その他、旧市街の通りには店やカフェが並んでいます。お土産屋さんをはじめ、ハーブ、木で作られた工芸品、天然石アクセサリーの店が並んでいるので、旅の思い出にとっておきの一品を購入するのも良いでしょう。

道路に面したカフェの屋外テーブルに座れば、休憩しながら美しくものどかな街並みを楽しめるのでおススメです。

またミッテンヴァルトでは17世紀からヴァイオリン作りが行われ、その事からヴァイオリンの街としても知られています。この街にヴァイオリン制作の技術を伝えたのはマティアス・クロッツという人物。彼はイタリアで20年間もの間ヴァイオリン作りの修行を積み、故郷であるこの街でその技術を弟子たちへ伝承していきました。

今でもこの街にはいくつもの工房があり、世界中から集まった生徒がヴァイオリン作りを学んでいます。

そしてヴァイオリン博物館では、ヴァイオリン制作の歴史に触れることが出来るほか、貴重なコレクションも展示されており、音楽の好きな方には特におすすめしたい場所です。

街の後ろにそり立つようにして立っているカーヴェンデル山ではロープウェーで上まで行き、そこでハイキングを楽しむ事も出来ます。周囲のアルプスが作り出す絶景を眺めながらのハイキングは、とても気持ちが良いです。時間がある方はぜひチャレンジしてみてください。

アルプスの麓にある美しい村ミッテンヴァルト。ゲーテが絶賛したその光景をご自分の目で確かめに行ってみてはいかがでしょうか?

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