巨大な黄金色の笑う大仏がニョキっ!台湾・台中のパワースポット「宝覚寺」に行こう

湾中部に位置する台湾第3の都市・台中。

近年台中では、古い建物を改装し、おしゃれスポットとして再生させたリノベーションスポットが人気を集めています。

例えば、世界でもっとも美しい眼科と呼ばれる「宮原眼科」やディーブでマニアックな雰囲気のある「忠信市場(ジョンシンシーチャン)」、さらにはブラタモリ台湾編でタモリさんが訪れた、約100年の歴史を持つレトロな鉄道スポット「彰化扇形庫」、さらには、アイドルグループのプロモーションビデオで有名になった、鮮烈なアートがあふれる虹の村「彩虹眷村(さいこうけんそん)」など、台中にはさまざまな場所が存在します。

そんな見所あふれる台中には、台中の古くからの名所があります。

それが今回ご紹介する、「台中大仏」こと、宝覚寺にある黄金色の弥勒大仏像。

鳥がすぐ鼻の下に巣を作ってしまうことから、「鼻くそ大仏」という不名誉な愛称が付いているそうです。

宝覚寺は、台湾が日本の統治下にあった1927年に建立された台中では数少ない仏教寺院。臨済宗妙心寺派のお寺でありながら、同時に台湾仏教のお寺でもあり、台湾と日本がミックスされたような不思議な雰囲気が漂っています。

宝覚寺の本堂はもともと木造でしたが、老朽化が進んだために、本堂の保護も兼ねて、大きな石造りの建物が増築されました。

正面は工事のために覆われていてわかりにくいですが、白い部分が増築された箇所です。

お堂の右手奥に進むと、黄金の大仏様の姿が。大仏といっても、日本人にとって身近な厳かな表情の大仏とは違って、ニコニコと人懐っこい笑みをたたえています。

こうして見るとさほど大きく見えないかもしれませんが、寺院の外から見ると、この通り。建物の屋根よりも高く、ニョキっと姿を現す大仏像のインパクトは絶大です。

後ろから見ると、巨大な黄金色の岩。背中にはたくさんの「卍」模様が施されています。

大きなお腹をして楽しそうな笑みを浮かべるその姿・・・そう、七福神の一柱である布袋様。台湾では、布袋様は弥勒仏の化身であったというのが通説で、この大仏も「弥勒大仏」と呼ばれているのです。

大仏の足元には、「皆大歓喜」の文字が刻まれていて、これには、「みんなが喜んでいられるように」との願いが込められています。

「鼻くそ大仏」というあだ名があるということですが、筆者が対面した大仏さんはゴミひとつ付いていない、とってもきれいなお姿でした。

穏やかでありながらとっても楽しそうに笑う大仏様の姿を見ているだけで、自然と笑顔になりませんか?耳はなんと肩につくほどの超福耳。黄金色の弥勒大仏像は、笑顔の輪が広がるパワースポットなのです。

宝覚寺は、実は日本とゆかりの深いお寺。境内には日本統治時代に台湾で亡くなった日本人の共同墓地があります。その数は1万4000人とも言われているほど。さらには、日本軍として戦った台湾人の慰霊碑も設けられています。

時代に翻弄され亡くなった人々に手を合わせながら、笑顔で生きていける平和な国になったことを感謝する。そんな静かな時間をもちたいものですね。

黄金色の大仏様の笑顔に元気をもらえるだけでなく、日本ともゆかりのある宝覚寺。台中を旅行するなら日本人として一度は訪れたいスポットです。

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名前 宝覚寺
住所 臺中市北區健行路140號
電話 (04)2233-5179
拝観時間 9:00~17:00