AirAsiaはASEANのすべての首都に乗り入れる!

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格安航空会社(LCC)のアジア最大手、AirAsiaは、ASEANのすべての首都に乗り入れるというポリシーの下、2007年12月にクアラルンプール~ビエンチャン線の運航を開始しました。

当初は週3便で、2012年には1日1便に増便されたものの、利用者が少ないことから現在は週4便に戻されています。

AK552 KUL0735~VTE0910 月・火・木・土曜運航
AK553 VTE0940~KUL1325 月・火・木・土曜運航
※機材はエアバス320 エコノミークラスのみ180席

このため、日によってはKLIA空港第2ターミナルでの同日乗継ができません。AirAsiaXの日本を深夜に出る便からはスケジュール上は便利に乗り継げるダイヤとなっていますが、乗り継ぎ支援サービス(Fly-Thru)が行われていないため、日本発便が遅れると乗り継げなくなる可能性があります。

具体的には、関空を月曜日の深夜に出るD7535便でKLIAに火曜日の午前5時20分着。2時間15分の待ち合わせでビエンチャン行きのAK552便に接続しますが、Fly-Thruが利用できないので、いったんマレーシアの入国審査、税関を通過して再度チェックインするしなければなりません。

羽田を23時45分に出発するD7523便では、KLIA到着が6時10分なので、AK552便の出発時間まで1時間25分しかありません。KLIA空港第2ターミナルのチェックイン締め切り時間は60分前なので、Fly-Thruができない現状では同日乗継は厳しいと言わざるを得ません。早急な改善が必要です。

ちなみに、タイエアアジアX(XJ=TAX)が9月から運航する成田・関空~バンコク(ドンムアン)線では、ビエンチャンへの乗り継ぎはできません。

ビエンチャン路線を運航する他の会社はすべてスワンナプーム空港発着なので、シャトルバスに乗って空港間移動する必要があります。

タイエアアジアかノックエアのウドンタニ線に乗り継ぎ、ウドンタニ空港からミニバンサービスという手はありますが、第1友好橋検問所で出国拒否でもされたらそれこそ元の木阿弥です。

Manuscript&Photo: Traveler’s Supportasia
Post: GoTrip http://gotrip.jp