まるでピラミッドのようなドイツの戦争記念碑がすごい!
|旧東ドイツの都市、ライプツィヒは19世紀にはパリと並ぶ音楽の都として名を馳せ、名だたる音楽家たちが活躍し繁栄した街でもあります。
今も街の中心部には19世紀から残る建物が建ち並ぶ美しい街です。そんな街の郊外に突如として現れる謎の巨大建造物。
その正体は、戦争記念碑。皇帝ナポレオンが倒れ、ヨーロッパの歴史に大きな変化を与えた大規模な戦い「諸国民戦争」から100周年を記念して1913年に建てられたもの。記念碑としてはヨーロッパ最大の規模を誇っています。その規模といい、趣きといい、まるでピラミッドのよう。
高さ90メートルを超える石造りの建物の中は、高いドーム状の天井を見上げる空間に、エジプトの遺跡を思い起こすような巨大石像、騎士像が並び、重厚な雰囲気を醸し出します。
ドームの細く長い階段を登って屋上まで行くとライプツィヒ全体を見渡せる展望台もあります。
現代のライプツィヒの街並みを眺めつつ、古代遺跡のような不思議な空間で、ヨーロッパの歴史を動かした戦いに思いを馳せてみたい。
By Tomo
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