【知られざるご当地飲料】奄美大島の不思議なドリンク「ミキ」

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奄美大島といえば、バニラエアの就航によって身近になった旅行先の1つ。鹿児島県であるが沖縄県にも近く、琉球文化と薩摩文化の両方を感じる事ができる美しい島の景観が特徴だ。

その奄美大島に独特の飲み物が存在する。その名前が『ミキ』だ。『ミキ』とは炊いた米にすりおろしたさつまいもを加えて発酵させた発酵飲料。

おかゆのようなずっしりとした重みのある飲み物で、飲みやすくするために砂糖が加えられている。発酵飲料のため消化が良く、さらに冷やして飲むことから、暑い夏の間のスタミナ源として多くの島民に愛されているとのこと。

パックを開けてすぐは米とサツマイモ、そして砂糖のそれぞれがもつ、ふんわりとした程よい甘みの後味をしっかりと楽しむ事ができる。食感はおかゆのような感じだが、甘さと発酵感をしっかりと感じられる発酵飲料なのだ。

しかし時間が経つと乳酸発酵が進み、『ミキ』そのものが甘酸っぱくなってくる。これがかなりクセになる味なのだ。自分好みに発酵をすすめて甘酸っぱくなった冷たい『ミキ』を片手に、奄美のどこまでも青くひろがる海と空を楽しむことができる。そして夜には満天の星空も楽しむ事ができるのだ。

極上の奄美大島を体験するお供に、奄美でしか飲むことができない『ミキ』、いかがだろうか?

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