圧倒的なローマ帝国時代の円形闘技場が残るチュニジアのエル・ジェムに行ってきました。

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ローマ帝国、イスラム王国、オスマン・トルコなど、数々の民族の興亡が繰り広げられたチュニジア。民族の栄枯盛衰と壮大な歴史ロマンが刻まれ、現代にまでその歴史の息吹きを運んでくれる遺跡たちは、チュニジアの魅力の1つ。

今回はそんなチュニジアの魅力の1つとも言える遺跡の中から、エル・ジェムの円形闘技場をご紹介します。

ローマのコロッセオに代表される円形闘技場は、ローマ帝国各地に作られ、娯楽施設として人々に親しまれました。猛獣と剣闘士の闘いや、死刑囚同士の殺し合いなどの壮絶な格闘が催され、人々はそのスリルに熱狂したと言われています。

しかしながら、ローマ時代の円形闘技場のうち3階部分まで現在まで残されているのは、ローマのコロッセオとエル・ジェムの円形闘技場だけ。

穀倉地帯としてローマ帝国の反映をささえた北アフリカの中でも、オリーブ油の輸出で栄えたエル・ジェム。その繁栄の象徴こそが、こちらのローマ帝国で3番目に大きな円形闘技場。

エル・ジェムの円形闘技場の周囲は400メートル、収容人員は約3万5千人。アリーナと呼ばれる中央の舞台の直径は65メートルにまで及びます。外層は後に三分の一ほどが破壊されましたが、三重の層をなすアーケードで囲まれた重厚な姿は当時のまま。

綺麗な保存状態でおおよそ1800年の時間を経て現代にまで伝えられたエル・ジェムの円形闘技場。アフリカで最も印象的なローマ遺跡をぜひ自分の目で確かめてみてください。

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