サンフランシスコに行ったら、屋台で具だくさんのクラムチャウダーを楽しもう!
|サンフランシスコと聞いて、思い浮かぶものは何でしょうか?
アールデコ調のデザインでオレンジ色に輝くゴールデンゲートブリッジ、急な坂を駆け上がるケーブルカーなどは、映画やテレビ番組などの映像から、比較的多くの方がイメージしやすい光景かもしれません。
上記に加えて、アメリカの中でも最大規模と言われるチャイナタウン、ショップやレストランの多いユニオンスクエアなど、ここでは挙げきれないほど様々な観光スポットがあり、気候が比較的温暖なサンフランシスコは、楽しい旅行先の1つでしょう。
そしてサンフランシスコに来たのであれば、ぜひ試してみていただきたい食べ物が1つあります。それはクラムチャウダーです。
サンフランシスコは、西部は太平洋、北部から東部にかけてはサンフランシスコ湾に面し、海に囲まれた場所にあります。
サンフランシスコ湾はアメリカでも有数の漁業地であり、現在は量が減少しているものの、鮭、牡蠣、カニなど、様々な魚介類を楽しむ事ができます。
有名な観光地の1つであるフィッシャーマンズワーフは、1980年代まで魚介類を水揚げする有数の活気ある漁場でもありました。
こうした背景から、サンフランシスコには、シーフードを存分に楽しめるレストランも沢山あります。もちろん、市街地のかしこまったレストランで、シーフードに舌鼓を打つのも良いでしょう。
でもサンフランシスコに来たからには、フィッシャーマンズワーフなどに立ち並ぶ屋台で、サンフランシスコ風のクラムチャウダーを楽しむことをオススメします。
サンフランシスコに関連したウェブサイトには、「フィッシャーマンズワーフのベストクラムチャウダー」なるランキングもあるほど、ここのクラムチャウダーは定番中の定番のようです。
実際に屋台に出向き、注文をしてみると、大きな釜から、ホームメイドの具だくさんなクラムチャウダーをすくい、とある「容器」に入れてくれます。そうこの「容器」は、何と丸いフランスパンの中身をくり抜いてできているのです。
クラムチャウダーをアツアツのうちに、スプーンにのせて食べていきます。ふた状に切り取ったフランスパンをちぎって、スープと一緒に食べてみても美味しいです。
またクラムチャウダーを入れたことで、容器になっているフランスパンの内側がスープに浸り、柔らかくなっていきます。
少し酸味のあるタイプのこのフランスパンの白い部分も、時折少しすくって一緒に食べると、違った味のコントラストも楽しめます。
クラムチャウダーを食べ終わった後には、この容器替わりに使われているパンを食べることもできます。スープが良い具合にパンの中に吸い込まれているため、少し柔らかくなっています。
ただかなり大き目なため、お腹の空き具合に相談しながら、食べてみる方がよいでしょう。サンフランシスコならではのクラムチャウダー、ぜひお試しあれ!
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