ウィーン流の夏の楽しみ方・野外映画祭に行ってみた
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ハプスブルグ家の宮廷音楽としてモーツアルトをはじめとする名だたる音楽家を輩出した音楽の都として知られるオーストリアの首都、ウィーン。
ウィーンでは秋から春にかけてのオペラのシーズンには、毎日のようにオペラやバレーなどの公演が行われていますが、残念ながら夏の間はオフシーズン。でもそのシーズンならではの音楽の楽しみ方があります。
それは野外映画祭。
7月頭から9月頭にかけてウィーン市庁舎の前の広場に巨大スクリーンが設置され、毎晩日が暮れる頃から、主に音楽映画やオペラ、バレー演劇などを中心にした野外映画上映が行われています。
鑑賞料はなんと無料。美しいゴシック建築の市庁舎を背景に、星空の下でみる大画面の映画は格別です。
また客席の裏には、世界各国の食を振る舞う屋台や仮設バーなども設置され、多くの地元の人も仕事後などに訪れて、夏の夜を楽しんでいます。
夏という暖かい気候を楽しめる時間が非常に短いヨーロッパ。日本を飛び出して海外で夏を楽しむ、そんな方にオススメな過ごし方の1つがウィーンの野外映画際です。
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