タモさんも愛したカレーを味わおう。日本最古の本格的インド料理店「ナイルレストラン」のムルギーランチがウマすぎる件

東京・銀座。名前を聞くだけで身が引き締まるような高級店ばかりが軒を連ねる場所。そんな銀座に、たくさんの芸能人に愛されるインド料理屋が存在している事をご存知だろうか。

お店の名前は、「ナイルレストラン」。

・日本最古の本格的インド料理店
こちらのお店、1949年(昭和24年)創業日本最古のインド料理店としても有名なお店。終戦という日本近代史における大きなターニングポイントを経た日本は、当時まだGHQの統治下であり、戦後復興のまっただ中という状況。そんな時代に産声をあげた本格的インド料理店は、非常に珍しい存在だったに違いない。

・ナイルレストランといえばムルギーランチ
ムルギーとはヒンディー語で「鶏肉」のこと。柔らかく煮込まれた骨付き鶏が丸ごと一本と、ポテト・キャベツ・ターメリックライスのセット、これがムルギーランチだ。非常に香ばしいスパイスの香りに包まれたムルギーランチは、香りだけでも食欲を増幅させてくれる。

・全てをしっかりと混ぜて食べる、それがナイル流
こちらのムルギーランチ、食べるときのポイントがある。それはしっかりと混ぜるということだ。ほぐされた骨付き鶏、ターメリックライス、ポテト、キャベツ、そしてカレーをしっかりと混ぜる、それがこちらのお店の流儀なのだ。

・絶品の味わいを醸し出すカレー
ほろほろと崩れてしまう程に煮込まれた骨付き鶏はどこまでも柔らかく、それでいてチキンのウマミをしっかりと感じられる。酸味のあるキャベツとカレー風味のポテトはスパイスとの相性は抜群で、通常のカレーでは感じる事が出来ない爽やかさとコクをプラスしている事が分かる。そこに爽快なスパイスが加わるのだから、もう「ムルギーランチ中毒」になってしまうほどのウマさなのだ。あのタモさんや関根勉さんもこよなく愛するというカレーと言わしめるだけの事はある。

もし銀座を訪れる機会があるのであれば、こちらのカレーを試してみてもらいたい。

きっとそこには、日本の戦後の険しい道のりをインドという視点で見つめ続けてきた、多くの方々に愛される味があるにちがいない。

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お店   ナイルレストラン
住所   東京都中央区銀座4-10-7
営業時間 平日/11:30~21:30
     日曜・祝日/11:30~20:30
定休日  火曜日
お店のHP http://www.ginza-nair.co.jp/















この記事のお店・スポットの情報

お店・スポット名 : ナイルレストラン

住所 : 東京都中央区銀座4-10-7