【2015年中に行かないと一生後悔してしまう築地の名店】築地の甘味処「茂助だんご」でいただく雑煮と草団子
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東京・築地といえば日本全国の誰もが知る巨大市場。築地場内や場外で働く人たちは食材を見る目や味わう舌が肥えているため、おいしいお店がたくさん存在する。
しかし築地場内は2016年11月に移転が決定しており、現在の場内のお店はこのタイミングで無くなってしまう。つまり今の雰囲気で味わう事は二度とできなくなってしまう、築地場内はまさに来年が本当にラストイヤーという非常に悲しい状況なのだ。
今回は築地市場内で唯一「雑煮」を味わえるお店「茂助だんご」を紹介したい。
・甘味処のお雑煮
こちらのお雑煮は「たまご雑煮」。しっかりとしたカツオと昆布の澄みきったダシに海苔と餅、そしてカマボコとハンペンが具として入れられている。そこにミツバと柚子がアクセントとなっており、甘味処のお雑煮といえど、しっかりとした味わいを楽しませてくれる。
・卵と餅とのハーモニー
シンプルなダシは非常にどこまでも澄みきっており、ふくよかなウマミたっぷり。そんなダシをしっかりと吸い込んだ卵と餅を味わってみてもらいちあ。甘味処で長年供されてきた餅はどこまでも柔らかく、味わいも非常に豊か。そこにたっぷりとダシを含んだ卵の甘みが加わるとえも言われぬ味わいが口の中に広がっていく。もちろんカマボコやハンペンとの相性も抜群だ。
・甘味処ゆえの草餅
雑煮だけでなく、もちろん甘味処ゆえ、甘味も美味。草餅はあくまでヨモギの香りを全面に押し出した素朴な味わい。他にもオーソドックスな団子や苺大福など、さまざまな甘味がそろうため築地で働く人達のみならず、多くのご婦人方にも愛されている。
残念ながら築地場内は来年2016年の11月に移転してしまうため、雑煮を年末年始に味わえるとしたら今年がラストチャンス。
もし年末年始に時間があるのであれば、築地市場が紡いできた歴史を雑煮を通して味わってみてはいかがだろうか。そこには心も体も温めてくれる、歴史に裏打ちされた絶品の味わいがあるに違いない。
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お店 茂助だんご
住所 東京都中央区築地5-2-1 築地市場 1号館
営業時間 5:00~12:30
定休日 日曜・祝日・不定休(築地市場に準ずる)
お店のHP http://www.fukumo.jp/
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