【祝ミシュラン獲得】世界初のミシュラン一つ星ラーメン店!豊島区・巣鴨の「Japanese Soba Noodles 蔦 (ジャパニーズソバヌードル ツタ)」
|
東京豊島区巣鴨と言えば、とげぬき地蔵に巣鴨地蔵通り商店街など「おばあちゃんの原宿」として有名な街。
そんな町に絶品すぎるラーメンを供するお店がある。
あまりに絶品すぎて、昨日12月1日に「ミシュランガイド東京2016」の中で、ラーメン店ミシュラン一つ星を獲得した世界初のラーメン店となったお店、それがJapanese Soba Noodles 蔦 (ジャパニーズソバヌードル ツタ)。
そんな絶品のお店はJR巣鴨駅から歩いて1分もかからない場所に存在する。
まるで割烹料理屋のような佇まいからも、ラーメンに対するこだわりを感じることができるだろう。
お店のオススメは特徴的な低温調理された極上のチャーシューたっぷりの「焼豚醤油そば」。
ラーメン丼が到着すると、非常に美しく香り高いラーメンに驚かされる。
しっかりと仕事がされたであろうメンマ、艶やかな茹であがりの麺、注文ごとに手切りされる低温熟成されたチャーシューと呼ぶにふさわしくない、妖艶なまでのローストポーク、そして丼から立ち上るかぐわしいスープの香り、それぞれが美しい絶妙な形でラーメンを構成している。
まずはスープをひとくちレンゲでいただいてみると、ふくよかで優しい鶏と魚介のウマミが広がる。ウマミが広がった後を追いかけてくるのは素晴らしいコクのある醤油味。
まるで料亭ですまし汁をいただいているようなファーストインプレッションだが、最終的にはしっかりとラーメンを主張してくる、そんな味わい深いスープに驚いてしまう。
そしてメンマ。スープと同様、こちらも丁寧に仕事がされている。
メンマの歯ごたえをそのままに、ラーメンスープを邪魔しない味付けがされた、濃すぎもせず、薄すぎもせず、絶妙な味わいをたたえたメンマはこれだけで逸品となりそうだ。
ここまで完成されたスープや具に合わせるのは極上のスープや具のインパクトに負けない全粒粉で作られた個性豊かな麺。
絶妙な麺のゆで加減は歯触りも極上で、しっかりとコシで歯を押し返してくる楽しい食感。
そして噛みしめるたびに小麦の香りを感じ、スープの香りと相まって極上のハーモニーを奏でてくれる。
そしてお店自慢のチャーシュー。
こちらのチャーシューはチャーシューというよりもローストポークといったほうが良いだろう。極上の肩ロースが絶妙の火加減を施され、最高の状態で提供されている。
スープのなかで柔らかく暖められた極上の肩ロースは、たっぷりとスープを含んでいる。さらにチャーシューの上にはトリュフソースが添えられている。
たっぷりとスープを含んだチャーシューを噛みしめるたびに溢れる肉汁とスープが口の中で渾然一体(こんぜんいったい)となり、鼻腔をくすぐるトリュフの香りをたずさえ、高貴とも言える味わいを紡ぎだす。
もちろん味玉も秀逸な出来映え。ねっとりとウマミをたたえた半熟の味玉はどこまでも余韻を残して、スープのコクを増幅させる。
ここまで完璧なコース料理ともいえるような味わいを丼の中に表現しているラーメンが他にあるのだろうか。
おそらくそんなラーメンは他には存在しない。だからこそ、このお店は世界初のミシュランを獲得したラーメン店にまで登り詰めた、その事実が存在するのだ。
もはやラーメンの域を逸脱していると言ってもいいほどのラーメンの味わい、是非とも今年1年のしめくくりに体験してみてはいかがだろうか。
きっとその呼吸する空気すらもうまい、そう感じられるほどのラーメンを堪能することができるにちがいない。
Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
お店 Japanese Soba Noodles 蔦 (ジャパニーズソバヌードル ツタ)
住所 東京都豊島区巣鴨1-14-1
営業時間 11:00~16:00(材料切れの場合終了)
定休日 月曜日