【日本麺紀行】打ち立て、切り立て、茹でたて、三拍子そろった絶品のラーメンを味わえるお店、東京中央区・八丁堀の「麺や 七彩」
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日本人が大好きなグルメの1つ、ラーメン。
ラーメンは、もはや日本の国民食と言っても過言ではないほど日本中で愛されており、ラーメン店の数は全国で35000軒以上、年間消費量3.8億杯、市場規模は5500億円にまで及ぶと言われています。
ただ、全国にたくさんあるラーメン店の中でも、注文を受けた後で、粉の状態から麺を打ち始めるというラーメンはなかなか存在しないのではないでしょうか?
今回は、そんな注文を受けた後で、粉から製麺をおこない、その麺を使ったラーメンを食べさせてくれるお店、東京中央区・八丁堀の「麺や 七彩」をご紹介します。
・打ち立て、切り立て、茹でたて、三拍子そろった麺へのこだわり
すでにご紹介しましたが、こちらのお店の特徴はなんと言っても麺。
通常ラーメンの麺は数日間おくことによって「麺の熟成」を行う事がほとんど。
なぜなら熟成という工程によって、コシが強くなり、麺そのものに甘みや旨味がより生まれ、さらに茹でた時に麺の芯まで火を通しても食感がキープされるという、まさにラーメンの麺を楽しむための要素に非常に影響している工程だからです。
しかし、こちらのお店ではその熟成という概念とは全く逆行し、注文を受けた後に、粉の状態から製麺を行い、麺切りをし、しっかりと揉み込んでウェーブをつけた麺をゆでるという、通常のラーメンの概念を覆すようなラーメンを提供しています。
しかし、ただ概念を覆すだけでなく、しっかりと美味しいラーメンであるのがこちらのラーメン。
できたての麺の食感は、しっかりとした厚みのある部分と薄くヒラヒラした部分と両方を持ち合わせている不思議で楽しい食感をしっかりと味わう事ができます。
・濃厚な煮干しスープ
こちらのお店には煮干しと醤油の2つの系統のスープが用意されていますが、オススメしたいのは煮干しスープ。
濃厚な煮干しのスープは、濃厚な煮干しの香りとは裏腹に、まったく嫌みがなく、濃厚なのにスッキリとしたスープに仕上がっています。
そこへ、打ち立て、切り立て、茹でたて、三拍子そろった、不思議な食感のちぢれ麺がよく絡み、スープの味わいと麺の旨味をしっかりと味わう事ができます。
・極上のチャーシューは豚バラと豚モモの2つの味わい
こちらのお店のチャーシューは2種類の豚の部位をつかっており、それぞれのウマミを楽しむことができます。
低温でじっくりと火を通された豚バラは、とろけるような食感と脂身のコクとウマミが、口いっぱいに広がっていきます。
同様に内側がピンク色の絶妙な加減で仕上げられた豚モモの味わいは、豚肉そのもののウマミをたっぷりと感じる事ができる味わい。
二つの味わいのチャーシューを美味しい煮干スープと麺で味わう、それはきっとこちらのお店でしか味わえない、そんな味に違いありません。
もし八丁堀を訪れる事があれば、小気味よい麺を切る音に誘われてこちらのお店を覗いてみてはいかがでしょうか?
固定観念にとらわれず、ただ美味しいものを提供したい、そんな店主の熱い思いを感じる事ができるラーメンが、ここにはあります。
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お店 麺や 七彩(しちさい) 八丁堀店
住所 東京都中央区八丁堀2-13-2
営業時間 [月〜金]11:00~15:30 / 17:30~22:30
[土・日・祝]11:00〜21:00
定休日 第3火曜日
お店のHP http://shichisai.com/
お店のfacebook https://www.facebook.com/menyasichisai