タイ・チェンマイに行ったら象に乗りたい! エレファントキャンプで象乗り体験&象のショー
|「タイ・チェンマイに行ったら象に触れ合いたい、象に乗りたい!」
そんな方におすすめなのが、タイ各地に点在する象キャンプ(エレファントキャンプ)を訪ねるツアーです。
もともとはタイの森林で伐採された木材を運搬する役目を担っていた象ですが、近年林業の衰えとともにその需要は減り、仕事を失った象の受け皿として各地に象キャンプが設立されたという背景があるそうです。
今回私がツアーで訪れたメーテーンエリアにあるエレファントキャンプもそんな象キャンプのひとつ。
まずは竹製の筏(いかだ)に乗って川を下り、エレファントキャンプへと向かいます。
ゆっくりと流れる川の向こうには緑豊かな森林が広がり、時おり鳥たちの声が聞こえてきます。
今回の目的地、メーテンエリアにある象キャンプ「チョクチャイ・エレファントキャンプ」に到着。
つり橋を渡って象乗りエリアへ。
ちょうど向こうから象乗り(エレファント・ライド)を終えた人たちが戻ってきます。
タイやインドネシアなどの東南アジアに生息しているアジア象は、薄い灰色の体色をしていて、丸みのある背中に太い足、小さめの四角い耳を持っているのが特徴。温厚な性格で人に良く慣れるといいます。
象の背中から見る風景。傾斜のある道を上り下りするときは体が斜めになって少しヒヤッとしますが、それ以外は基本的に穏やかな歩み。
のんびり、ゆっくり山道を進みます。
折り返し地点まで行って、今度は象が川の中を歩いて戻ってきます。
山道も、川の中も、ずんずん進んでいく象ってスゴイ!
途中、高台のようなところでサトウキビを売っている人がいたので、1束(40バーツ)を購入。
象使いさんがなにか声をかけると、象がぐーんと背中のほうに鼻を伸ばしてくるので、象の背に乗ったまま、エサをあげる体験ができます。後ろは見えないはずなのに、器用にサトウキビを鼻でつかむのにびっくり。
その後、さらに少し歩いて川から上がり、ゴール地点に到着。
こうした体験やアトラクションのお決まりですが、ゴール地点では、象乗りをしている最中にエレファントキャンプのスタッフが撮影した写真(額入り)を買うことができます。写真の購入は任意ですが、写真の売り上げは象たちのエサ代になると聞いて、購入していく人はけっこう多かったです。
象乗り体験(エレファント・ライド)の後は、同じ敷地内にあるエレファントショーの場所へ移動。かなりの近さで象たちのショーをを見ることができます。
今回私はたまたま観客席の最前列に座っていたのですが、エレファントショーの始まる前にひとりの象使いさんが「象と触れ合いたい人いる?」というような声をかけてくれたので、前に出てみました。
すると、象の足のところに座らせてくれ、記念に写真も撮ってくれたんです! こんな至近距離で象に触れあう体験、日本じゃまずできません。思わず子どもみたいにはしゃいでしまいました。
象使いさんが取った私の帽子を、象が鼻で私の頭にのせてくれました。一生忘れられない体験です。
さて、そうこうするうちに象のショーが始まります。象たちが一斉にゴロンと寝た状態からショーのスタート。
鼻で筆を持ち、絵の具を付けて器用に絵を描く象。この絵は別途購入も可能とのこと。
最前列は水しぶきがかかることもあるのでご用心!
サッカーボールを使った芸。地面に置かれたボールを鼻でつかんで、
後ろに放り投げ、
それを後ろ足で上手にキック! サッカーをする象なんて、初めて見ました。
お次は象によるマッサージ!? 本当に体重をかけて踏むわけではないのでご安心を。
三輪車に乗る象。器用にキコキコとペダルを動かして、グランドをぐるりと一周まわっていました。
最後は象使いさんを乗せた象さんたちが観客席の前に並んでご挨拶。
象さんが鼻を伸ばしてくるので、ショーが良かったらチップを渡してあげましょう。
タイ・チェンマイには、こうした象キャンプが大きいものから小さいものまで各地に点在しており、いろいろなツアー会社がツアーを組んでいます。象乗り(エレファント・ライド)&象ショーだけのツアーや、そのほかの体験と組み合わせたものなど様々なツアーがあるので、興味や予算によって選ぶと良いでしょう。
一般的に、日本語ガイドのツアーは英語ガイドツアーより料金が高めな傾向にあります。象乗りなどの体験がメインのツアーは、簡単な英語がわかれば特に困ることはないと思うので、簡単な英会話が問題ない人であれば、英語ツアーに参加するのがリーズナブルかもしれません。
今回参加したのは、チェンマイ周辺の現地ツアーを催行しているハッピーチェンマイツアーの「エレファントサファリ&首長族」という1日ツアーです。英語ガイドによるグループツアーで、1人から参加可能。
ホテル送迎、英語ガイド、昼食、入場料、象乗り、川下り、牛車、首長族の村訪問が料金に含まれており、料金は1300バーツ(4030円)と手ごろでした。
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