世界遺産の街、プラハ旅行を楽しむために注意したい7つのこと

ヨーロッパでも屈指の美しい中世の街並みが楽しめるとあって、大人気のプラハ

プラハ旅行を満喫するために、気を付けたい7つのポイントをご紹介します。

1.一日の中で天気が大きく変わることがある

秋冬のチェコの天気は、雨や曇りがちでどんよりとしています。見るからに天気が悪ければ傘の用意をしていくものですが、気を付けたいのはむしろ夏。

朝は日本の感覚ではどう見ても雨が降りそうにないほど晴れていても、午後になって急に雨が降り出すといったことがあるからです。その反対に、朝は雨が降っていても嘘のように晴れてくることもあります。

一日中雨が降ることはあまりありませんが、天気が変わりやすいので、常に折りたたみ傘をバッグに忍ばせておくと安心です。雨が降るかどうかもわからないのに傘を持ち歩きたくないという方は、最低でも毎日天気予報をチェックすることをおすすめします。

2.夏でも肌寒いことがある

天気と同様に気をつけたいのが気温。暑さに慣れている日本人には、日差しがないと夏でも肌寒く感じられることがあります。

特に、朝晩の気温の低い時間帯や、天気の悪い日には羽織りものは必須。カーディガンや薄手のパーカーといった上着を持ち歩くようにすると気温の変化にも対応できます。

3.小銭をキープしておく

日頃、財布を軽くするために小銭はできるだけ使うようにするという方は少なくないはず。でも、プラハではそれはおすすめできません。

なぜなら、プラハの地下鉄やトラムの券売機は小銭しか使えないからです。また、公共トイレは基本的に有料なので、小銭が必要になる場面は意外と多いもの。小銭が手に入ったらすぐに使ってしまわず、一定額をキープしておくと便利です。

4.券売機があるトラムの停留所は少ない

観光客が利用するプラハの公共交通機関はおもに地下鉄とトラム。地下鉄の場合は各駅に券売機がありますが、トラムの場合、おもな停留所にしか券売機がありません。

切符は改札機に通さない限り後日になっても使えるので、券売機を探して延々と歩くということにならないよう、券売機のあるところであらかじめまとめて購入しておくか、一日券を活用するといいでしょう。地下鉄やトラムを利用する際は、改札機に切符を通し、正しく改札するようにしてください。

5.観光地で客待ちしているタクシーに注意

観光地や空港、プラハ本駅で客待ちをしているタクシーに法外な料金をふっかけられたという事例が多数報告されています。安心して利用できるのは電話で呼び出す無線タクシー。言葉の問題などで自分で呼ぶのが不安な場合は、ホテルやレストランのスタッフにお願いしてもいいでしょう。

6.ガイドツアーでしか見学できない観光スポットがある

プラハには、旧市庁舎、市民会館など、ガイドツアーに参加しないと見学できない観光スポットがあります。ガイドツアーのスケジュールはあらかじめ決まっているので、好きな時間に行ってすぐに見るということができません。

ガイドツアーでなければ見学できない観光スポットを見るときは、時間に余裕を持ったスケジュールを組んでおくようにしましょう。

7.夏の観光シーズンは大混雑

その美しい街並みを見ようと、夏の観光シーズンには世界中から観光客が押し寄せます。特にプラハ城はプラハで最も人気の観光スポットなので、行列を避けるためには朝一番に行くことをおすすめします。

カレル橋や旧市街広場も、夏は夜遅くまで人で溢れているので、本来の雰囲気を楽しんだり、人の写り込みが少ない写真を撮ったりしたいなら、朝早くが断然おすすめです。

反対に、観光客が減る11~3月ごろは、開館時間が短くなる観光スポットが多いので、注意してください。

これら7つのポイントに気をつけるだけで、初めてのプラハでもスムーズに旅行が楽しめるはず。世界遺産の中世の街、プラハで素敵なひとときを満喫してくださいね。

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