街中が輝くミュンヘンのクリスマスは一度行ったら忘れられない!
|11月に入り、早いもので今年も残すところわずか2ヶ月となりました。
だんだん寒くなって冬の気配を感じる中、皆さんの間でもそろそろクリスマスの話題が出てきているかもしれませんね。
ドイツでも11月の後半から各地でクリスマスマルクトが始まり、クリスマスまでのカウントダウンがいよいよ始まります。本場ヨーロッパのクリスマスを体験しに、日本から訪れる人も多いのではないでしょうか?
各地のクリスマスマルクトはどれもその街の特色を生かしたもので、それぞれ見ごたえがあります。今回はその中でも、クリスマスマルクトのみならず街中がクリスマス一色に染まるこの時期のミュンヘンの街を紹介します。
ドイツのクリスマスといってまず皆さんが思い浮かべるのもがクリスマスマルクトではないでしょうか?この時期になるとミュンヘン各地では様々なマルクトが開かれます。中世のマルクトや芸術家たちのマルクト、また同性愛者が主催するマルクトなど、市内の至る所に志向を凝らしたクリスマスマルクトが街のあちこちに散らばっているのです。
市庁舎のあるマリエン広場で開かれるクリスマスマルクトは、それらの中でも最も規模が大きいものです。14世紀から続いているという伝統的なマルクトでは、寒いながらも地元の人や多くの観光客で賑わっています。
市庁舎の前に立つ大きなクリスマスツリーが目を引きますね。およそ3000個の電球が飾られているツリーと光に照らされた市庁舎のコントラストも、またロマンチックだと思いませんか?
マリエン広場からカールス広場までの通りも、この時期にはいつもよりも一層輝いています。ここでは所々ある屋台のほか、周囲の建物にも注目せずにはいられません。デパートやショッピングモールは、どこもダイナミック煌びやかなイルミネーション、逆に小型店は可愛らしい飾りつけがされ、それらを見ながら歩くのが楽しい通りです。
そしてカールス広場にたどり着くと、なんとそこにはスケートリンクが!カラフルなライトに照らされたリンクは、さながらアイスショーのようです。ここでスケートをするのも良いですし、横にある建物の上から滑っている人たちを見物するのも楽しいですよ。
クリスマスマルクトは昼間から開かれていますが、幻想的な雰囲気を味わいたいのなら、やはり夜に行くのがお勧めです。ドイツでは冬になると夕方4時でも真っ暗になり、長い時間イルミネーションを楽しむ事ができます。しかし底冷えするようなとても厳しい寒さなので、防寒対策はしっかりとしましょう。
街全体が輝くミュンヘンのクリスマス。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
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