フィンランドのロヴァニエミを訪れたら、サンタ村から手紙を出そう!


世界中の子ども達が大好きな人の1人と言えば……サンタクロース。

クリスマス・イヴの夜、トナカイのルドルフと一緒に世界中の子ども達にプレゼントを届ける、白ひげのおじいさんのお話は誰もが知っています。

そんなサンタクロース、実はフィンランド出身という話を聞いた事があるでしょうか?

色々な説がありますが、ロシア国境付近の山奥にあるコルヴァトゥントゥリという所に住んでいるという話がフィンランドにはあります。

そしてフィンランドの中部に位置するロヴァニエミでは、サンタクロースのオフィスがある、その名もサンタクロース村という所を訪ねる事ができます。

郵便局、カフェ、レストラン、宿泊場所、お土産物店などが村には並び、みんなクリスマスの雰囲気で一杯です。

そんなサンタクロース村の郵便局には、世界中の子ども達から、毎年何十万通と手紙が届くようです。

サンタクロース・オフィスでは、もちろんサンタクロースにも会う事ができます。

1985年にここロヴァニエミにサンタクロース・オフィスができて以来、毎日沢山の人が彼を訪ねて世界中からやってきます。

そんな大人気のサンタ村を訪れるなら、サンタクロース郵便局から手紙を出すということを是非オススメします。

こちらから手紙を出すと、トナカイ、フィンランド、北極線を描いたデザインの消印を押してくれます。

サンタクロース郵便局は大きな建物で世界中の人々を迎えてくれます。

中には世界中から届いた手紙が飾られており、可愛らしい雰囲気。

手紙を書くスペースもあり、この場所から世界中にサンタクロースの幸せを届ける事ができます。

もちろんサンタクロース郵便局には、ポストカード、レターセット、切手など手紙を出すのに必要なものが、全て揃っています。

もし時間に余裕があれば、サンタ村のカフェやレストランでグロッギ(glögi)を飲みながら手紙を書くのもオススメです。

グロッギは、赤ワインやクランベリージュースなどにスパイスを効かせた、フィンランドの体温まるクリスマスドリンク。

クリスマス感溢れる雰囲気の中、大切な人たちへ「手紙を書く」という旅先での大切な時間を楽しむ事ができます。

手紙が書けたら、さぁポストへ。通常通りの配達と、クリスマス配達用のポスト、2つあるのでご注意ください。赤いポストがクリスマス用です。

あとはサンタクロースに会うのも良し、フィンランドのお土産を買うのも良し。運が良ければ、トナカイも見られるようです。

それから、サンタ村ど真ん中を通る、北極線をまたいで写真を撮るのお忘れなく。

ロヴァニエミはフィンランドの北極圏への入り口と言われている場所なので、北極圏を表す北極線が存在しています。

北極圏とは、真夏は太陽がずっと顔を見せ、真冬は太陽が顔を出さない場所。そして純白の雪がすべてを覆い、オーロラも現れる世界、それが北極圏です。

最後にサンタクロースからのメッセージを引用します。
「希望と愛と平和の大使が私、サンタクロースです。
 世界中の人達の幸せを心から祈っています。
 ロヴァニエミで世界中の方々にお会いできることを、楽しみに待っていますよ。」

さあ、次のクリスマスはサンタクロースに会いに、ロヴァニエミへの旅を楽しんでみてはいかがでしょうか!?

Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

ロヴァニエミまでのアクセス:
 ヘルシンキから
  ・飛行機 約1時間
  ・電車 約8~12時間、70~100ユーロ程 電車の情報(英語)
  ・バス 約13時間、130ユーロ程 バスの情報(英語)

ロヴァニエミからのアクセス:
 タクシー15分。バス20分。徒歩2時間。
 バスは曜日や天気によって変わるので、街のインフォメーションセンターで確認するのが確実です。

営業時間:年中無休
こちらの情報をご確認ください
 [ 1月−5月 ]  10:00 ~17:00
 [ 6月−8月 ]  09:00 ~18:00
 [ 9月−11月 ] 10:00 ~17:00
 [ 12月 ]  09:00 ~19:00

【時間変更日】
 [ 4月30日 ] 10:00 ~15:00
 [ 5月1日 ] 12:00 ~15:00
 [ クリスマス・イヴ ] 09:00 ~15:00
 [ クリスマス ] 12:00 ~17:00
 [ 大晦日 ] 09:00 ~17:00
 [ 1月1日 ] 12:00 ~17:00

入場料:無料
 *サンタクロースは忙しいので、記念写真は有料。写真スタジオで撮影後、購入するかは自由です。

サンタ村の郵便局からは毎日たくさんの手紙が世界に向けて旅立っていきます。