【世界の街角】ヨーロッパとマレーシアの歴史が交差!世界遺産の街マラッカを散策

マレーシアの首都クアラルンプールから南へ150kmにあるマラッカ。

2008年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。

ここマラッカは古くから交易で栄え、大航海時代にはヨーロッパとアジアが交差する場所として世界最先端の文化が集積する場所の1つでした。

マラッカはそんな歴史と文化が複雑に編み物のように織り込まれた、独特でエキゾチックな街並みが特徴的です。

16世紀初頭のオランダ統治時代の面影残るオランダ広場にある聖パウロ教会。

赤い建物は現代の私たちにまで、当時の面影を伝えてくれます。

ポルトガル、イギリスなどにも支配されていた歴史から、アジアというよりもヨーロッパらしさが感じられます。

ここはマラッカの観光拠点として世界中からの旅行者でいつも賑わっています。

マラッカ川を渡るとガラリと街の表情は変わります。

川を渡ると、華僑が多く住む昔ながらのマレーシアの街並みが両側に広がる、通称ジョンカー・ストリート(正式名称:ジャラン・ハンジェバット)へ。

時代を感じさせるレトロな外観の建物が多く、昔ながらの土産物を売る屋台の色合いにも、かつてのマラッカの繁華街が香ります。

長い時を刻んできたレストランのネオン看板は、夜ともなるとジョンカー・ストリートの彩りに。

よく見るとところどころに、今風のショップがちらほら。

かつての趣そのままに流行りの洋服やオリジナルの小物、焙煎コーヒーのカフェなど、かつてとは違う形態で街の中にお店が溶け込んでいます。

そんなジョンカー・ストリートの新旧入り混じった風情に、街の新しい息吹が感じられます。

ジョンカー・ストリートには時代感ただようビルの中だけを改装したブティックホテルが多くあります。

「ジョンカー・ブティック・ホテル」もその一つ。

快適なホテルライフと歴史の中に身を置いているかのような滞在が楽しめるため、旅行者たちの間でも話題になっています。

ジョンカー・ストリートは他にも骨董品のショップ、名物カフェ、ご当地名物ニョニャ料理、デザートショップ、コピティアム(マレーシア・シンガポールスタイルのカフェ)そして週末の夜に開かれるパサ・マラム(夜市)などさまざまな見所があります。

南国独特の風に吹かれながら、ゆっくりと散策してみてはいかがでしょうか。

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公式HP http://www.tourismmalaysia.or.jp/region/malacca/index.html(マレーシア政府観光局日本語サイト)
http://www.tourism.gov.my/ (マレーシア政府観光局 英語サイト)