【世界の街角】今大注目の国・中南米キューバの魅力とは?

アメリカの南端フロリダ州からわずか150キロメートル(東京都から静岡県くらいの距離)南にあるカリブ海に浮かぶ謎に包まれている社会国家、キューバ。

面積は109,884平方キロメートルと日本の本州の約半分の大きさで、人口1127万人、東京都より少し少ない人口の島国です。

歴史を紐解くと、1953年にフィデル・カストロ、チェ・ゲバラらが中心となって行った武装解放闘争であるキューバ革命が勃発。

フィデル・カストロ、チェ・ゲバラらは、1959年1月1日にハバナ占領を果たし、当時アメリカ合衆国の影響が強かったフルヘンシオ・バティスタ政権を打倒、て革命政権が成立した。

それ以後、1961年にアメリカ政府はキューバとの外交関係を遮断し、キューバは実質ほとんどの外交(つまり輸入や輸出)ができない状態になってしまいました。アメリカの冷遇によって、かつてはキューバに訪れる事も難しく、キューバ人は自国にある物資のみで生活をしていたそうです。

状況が変わってきたのが国交断絶から40年以上経過した2008年になってから。

キューバの前大統領だったフィデロから弟のラウルに変わったことで、規制緩和が打ち出され、一般市民の家電などを含む輸入輸出、購入が自由にできるようになりました。

しかしながら、その負の遺産とも言える40年以上外交ができなくなっていた状況は、キューバを特別な場所に変えていました。

40年以上、外部からの影響が無くなったまさに「ガラパゴス」であるキューバは、まるで40年以上まえの時代にタイムスリップしたような感覚を与えてくれます。

特に有名なのはクラシックカーです。

キューバのどの街でもクラシックカーを見ることができ、クラシックカーをタクシーとして利用しています。

好きなクラシックカーに乗って街を移動するなんて、とても素敵じゃありませんか?

また、ビーチでカリブ海の美しい海を堪能する事もできます。

キューバの自然は手つかずのところが多く、街から馬に乗ってジャングルにある滝を目指したり、

洞窟内を小さなボートで散策したりすることができます。

40年以上、時が止まったような国、キューバ。

タイムスリップしたようなキューバを訪れて、あなただけの新しい発見をしてみてはいかがでしょうか!?

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日本からキューバへの行き方:
カナダのトロント、またはメキシコのカンクーンからキューバのハバナへ。
約18時間半