街道沿いはまるで自然公園!マドリッド市内から15分で数えきれないほどのコウノトリに会える

スペインの首都マドリッド。

しっとりとしたオトナのカフェに、美味しいB級グルメに、内緒にしておきたいほど美味しいシーフードレストラン、マドリッド名物の1つ牛肉の陶板焼きに、マドリッド市民の台所「ロス・モステンセス市場」など、たくさんの観光スポットが存在しています。

そんなマドリッドも市内を離れ近郊の町や村に行くと、教会の塔などの高い所にコウノトリ(Cigueña)が巣を作り、子育てをしている姿を見る事が出来るほど、自然豊かな場所になっていきます。

今回は、マドリッド市内からバスで15分ほどの場所にある、たくさんのコウノトリが居る場所をご紹介したいと思います。

行き方は簡単、地下鉄6番線のコンデ・デ・カサル(Conde de Casal)から336か337のバスに乗りましょう。

337のバスはチンチョンに行きますので、素敵なエクスカージョンを楽しみたい方にもオススメのルートです。

バスは国道3号線(A3)ヴァレンシア街道を走り、15分かからずにガソリンスタンド手前の停留所リーヴァス・ヴァシアマドリッド(Rivas Vaciamadrid)に着きます。

リーヴァス・ヴァシアマドリッドは地下鉄9番線の駅でもあります。そしてここからコウノトリをたくさん見られるゾーンになります。

地下鉄駅の駐車場からちょっと上を見上げてみると、たくさんのコウノトリを見る事ができます。



スペインにいるコウノトリは白コウノトリ(Cigueña Blanca)といい、正確な数はわかっていませんが、約3万羽ものコウノトリが生息していると考えられています。




リーヴァス・ヴァシアマドリッドから2、3分でバスはヴァレンシア街道からチンチョン街道(M832)に入ります。

もっとたくさんのコウノトリを見たい方は、チンチョン街道に入る手前のアルガンダ橋(Puente de Arganda)でバスを下車してみてください。

あまりにもたくさんのコウノトリがいるので、ちょっとびっくりしてしまうかもしれません。


スペインではコウノトリは2月3日の聖ブラスの日を機に、徐々にアフリカから戻ってくるといわれていました。

しかし、最近では戻ってくる時期が早まったり、アフリカまで行くのは面倒、と居座ってしまうコウノトリが増えているそうです。

チンチョン街道は、この先も広々とした草原がありますし、川もあります。

ですが、不思議な事に、コウノトリが見れるのはこのわずかな区間だけです。

もしチンチョンへのエクスカージョンをさらに楽しみたい、という方は、コウノトリを探してエクスカージョンを楽しんでみても良いかもしれません。

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