クリスマスマーケット好きなら絶対!クリスマスの首都・ストラスブールに行くべき理由
|近年、日本でもすっかりおなじみになったヨーロッパ風のクリスマスマーケット。日本のクリスマスマーケットを訪れてみて、「やっぱり一度は本場のクリスマスマーケットに行ってみたい!」と憧れている人も多いことでしょう。
クリスマスマーケット好きなら、ぜひ一度は足を運んでみてほしいのが「クリスマスの首都」と呼ばれるストラスブールのクリスマスマーケットです。
・クリスマスの首都、ストラスブール
「クリスマスマーケットの本場といえばドイツ」というイメージをもつ人が多いのではないでしょうか。確かにドイツは全土で2500以上ものクリスマスマーケットが開催されるクリスマスマーケット大国ですが、ドイツとの国境に近いフランスのアルザス地方だって負けていません。
アルザス地方はモミの木のクリスマスツリー発祥の地ともいわれ、各地で150ものクリスマスマーケットが開かれます。
なかでも「クリスマスの首都」と呼ばれるストラスブールは、クリスマスマーケットの聖地のような場所。クリスマスが近づくと町全体が色と光に包まれ、喜びに満ちあふれます。
・世界最大級のクリスマスマーケット
ストラスブールのクリスマスマーケットが特別である理由のひとつが、その規模。市内11ヵ所で300以上の屋台が並ぶストラスブールは、世界最大のクリスマスマーケットのひとつに数えられています。
それぞれの広場で異なったテーマでマーケットが開かれているため、会場によって異なる雰囲気やラインナップが楽しめるのも魅力。
ストラスブールの象徴ともいえるノートルダム大聖堂がそびえるカテドラル広場や、ストラスブール最古の歴史をもつクリスマスマーケットが開催されるブロギル広場、巨大なクリスマスツリーが登場するクレベール広場、可愛らしい木組みの建物が集中する運河地区「プティット・フランス」など、多彩なマーケット会場を訪ね歩いていると一日があっという間に過ぎてしまいます。
・華やかなイルミネーション
クリスマスのストラスブールは、町全体が華やかなイルミネーションに彩られます。
マーケットが開催される広場はもちろん、広場と広場を結ぶ通りにも天使やキャンドルなどがデザインされたイルミネーションが施され、どこにいてもクリスマスムードが途切れることがありません。
・キュートなデコレーション
華やかなイルミネーションに加え、クリスマスのストラスブールを盛り上げるのがキュートなデコレーション。
アルザス地方のクリスマスデコレーションは動物のぬいぐるみなど可愛らしい飾りが多用されるのが特徴で、なかでもストラスブールのデコレーションはひときわ豪華です。
特に見逃せないのが、カテドラル広場から延びる細い路地、オルフェーブル通り。ここはパティスリーやベーカリー、コンフィチュールショップなどが並ぶストラスブールでも有数の美食通りで、各店舗がプライドをかけてさまざま趣向を凝らしたクリスマスデコレーションを披露しています。
ほかの国や地域では、クリスマスマーケット会場以外の装飾はさほど華やかでないこともありますが、ストラスブールはまさに町全体でデコレーションの美しさと華やかさを競っているかのようです。
・世界遺産の美しい町並み
ストラスブールは、その歴史的な町並みが「ストラスブールのグランディル」として世界遺産に登録されている美しい町。だからこそ、華やかなクリスマスのイルミネーションやデコレーションがいっそう映えるのです。
メルヘンチックな木組みの建物と、きらびやかなクリスマスマーケットが織り成す風景は、まるで夢の世界のよう。
冬空に浮かび上がるノートルダム大聖堂はひときわ荘厳で、思わず目が潤んでしまうほどの美しさです。ライトアップされた大聖堂を見上げながらホットワインを飲めば、心も身体もすっかり温まることでしょう。
ドイツとの国境に近いアルザス地方ゆえ、ストラスブールはドイツの都市とあわせて周るのもおすすめ。フランスとドイツ、2ヵ国でクリスマスマーケットめぐりを楽しむのもいいかもしれません。
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