ドイツ・ドレスデン旧市街のパノラマが自慢の4つ星ホテル「ザ・ウェスティン・ベルビュー・ドレスデン」
|東ドイツ、エルベ河畔の古都ドレスデン。
バロック様式の壮麗な建造物が並ぶ町並みは、「エルベ川のフィレンツェ」「百塔の町」などと称賛されてきました。
そんなドレスデン旧市街の美しい眺望が自慢のホテルが、新市街の中心部に位置する「ザ・ウェスティン・ベルビュー・ドレスデン」。
ドレスデンのターミナル駅であるドレスデン・ノイシュタット駅から徒歩約10分、旧市街もホテル脇のアウグストゥス橋を渡ってすぐと、観光に便利な立地の4つ星ホテルです。
「ベルビュー」という名称は、第二次世界大戦で破壊されるまでエルベ川の対岸にあったドレスデンの由緒ある高級ホテルの名前を受け継いだもの。2000年からは、ウェスティン・ホテルズ・アンド・リゾーツの一員として、ウェスティンブランドを冠しています。
ザ・ウェスティン・ベルビュー・ドレスデンは、クリーム色のバロック様式の建物と、現代的な大型ビルという、まったく異なる建築物が組み合わさったホテル。
バロック様式の建物は、1724年に着工した由緒ある建物で、かつては、邸宅、ビール醸造所、政府機関などとして使われていました。
日本の大型ホテルにもみられるような新棟部分は、日本の鹿島建設が手がけたもので、1985年に落成。
当初のホテル建設計画では、バロック様式の建物は取り壊されることになっていましたが、文化財保護団体や建築家、市民らの強い反対により、取り壊しが中止され、ホテル棟の一部として計画に組み込まれることになったのです。
ザ・ウェスティン・ベルビュー・ドレスデン一番の自慢が、ドレスデン旧市街のパノラマ。
ホテルの前に広がる河原は、ちょうどエルベ川を挟んで旧市街の正面に位置しているため、「カナレットの景観」として名高い見事な眺望が楽しめるのです。
ホテルの庭園と河原はひと続きになっており、バロック様式の建物を通り抜けると、直接河原まで出ることができます。
340室ある客室のほとんどは、1985年に建設された新棟に位置しています。
一般客室には「クラシックルーム」「デラックスルーム」「グランドデラックスルーム」の3種類があり、写真はグランドデラックスルーム。
26平米の客室で、幅の広いベッドでゆったりとくつろげます。バスタブ付きも日本人にはうれしいところ。
一部の客室からは、旧市街とエルベ川の風景を楽しむこともできます。
スイートルームは、クリーム色のバロック様式の建物に位置しており、特別感たっぷり。
「デラックスジュニアスイート」と「デラックススイート」の2種類があり、モダンでスタイリッシュな空間のなかで、スペシャルなひとときを過ごすことができます。
スイートルームには、ドレスデンでコンサートを開くミュージシャンなど、数々の有名人も宿泊しているとか。
ドレスデンの旧市街と新市街、どちらにもアクセス便利な立地と、心地良い空間に安定感のあるサービス。
ドレスデンを旅するなら、ザ・ウェスティン・ベルビュー・ドレスデンで快適なひとときを過ごしてはいかがでしょうか。
Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
「ザ・ウェスティン・ベルビュー・ドレスデン(The Westin Bellevue Dresden )」
住所:Große Meissner Straße 15, 01097 Dresden
公式サイト:https://www.westin-dresden.de/en/
取材協力:ドイツ観光局