【世界の船旅】新日本海フェリーで苫小牧から秋田へ船旅をしてみた
|日本国内を旅する、そんなときに思いつく移動手段は、車、バス、新幹線などの鉄道や飛行機、という方が多いかもしれません。
しかしながら日本は島国、実は充実している船旅は、ゆったりと時間を過ごすにはもってこいの移動手段の1つと言えます。
今回はそんなゆったりと時間を楽しめる、新日本海フェリーの苫小牧から秋田までの時間をご紹介しましょう。
・1969年に設立された海運会社の1つ、それが「新日本海フェリー」
新日本海フェリーは、1969年に設立された日本の海運会社の1つ。
舞鶴や敦賀、新潟、秋田などの日本海側と小樽そして苫小牧東を結ぶフェリーを運航しています。
貨物主体のため、出港時間が深夜または入港時間が早朝となる便が多いのですが、そのため船内には様々な施設が設けられていて、非常に充実したサービスを楽しむことができます。
・充実した船内の設備
船内には様々な設備が整えられているため、長時間の船旅があっという間に終わってしまいます。
例えばスナックの自販機コーナーですが、充実したドリンク、アルコール類に
ドリンクのおつまみにも持ってこいの暖かいおつまみが揃っています。
もちろん軽食コーナーも充実しています。
エアホッケーなどのゲームコーナーに
UFOキャッチャーなどのゲームセンターもあります。
そんな船内の設備の中で、最もオススメしたいのがレストランスペース。
様々な美味しいメニューが出来立てアツアツで提供されます。
また新鮮なお刺身などの小鉢料理も充実しています。
もちろん、美味しいドリンクも充実しているため、美味しい船内メニューと一緒に楽しむことができます。
お好きなドリンクを選択し、
新鮮なお刺身や
揚げたてアツアツのアジフライや
栃尾揚げ
そして北海道名物のザンギなど、その全てが美味しい至福の時間を楽しむことができます。
十分にドリンクとおつまみを楽しんだのなら、最後はラーメンで締めくくるのはいかがでしょうか。
・充実した室内設備
様々なカテゴリの船内があるのですが、オススメしたいのが個室です。
少し割高に感じるかもしれませんが、他の船室と明確に分けられていますし
広い個室は非常に快適に過ごすことができる、完全なホテルです。移動しながらホテルのような滞在ができると考えると、非常に割安だと思います。
トイレもお風呂も同じ部屋の中に存在するため、手荷物に注意を払ったり、余計な心配は必要ありません。
テレビは自分の好きな番組を見ることが可能です。
もちろん船外の景色も最高です。
・苫小牧港へのアクセス
苫小牧東港ですが、苫小牧駅からのアクセスは少し不便ですので、船旅をする場合は注意が必要です。
苫小牧からは日高本線に乗り、勇払(ゆうふつ)を目指します。
苫小牧駅から2駅目の浜厚真(はまあつま)駅で下車をします。
車両を改造した駅舎があるのですが、
駅舎の中にはフェリー乗り場への地図と
時刻表が掲示されています。あまり本数がないので、フェリーの時間と電車の時間をみて、事前にしっかりと予定を立てることをオススメします。
駅を背にしてあるくと、フェリー乗り場までは約15分程度です。
交通標識も掲示されているため、迷うことはほとんどありません。
フェリー乗り場にはお土産物ショップや軽食ができる場所などがあるため、ぶらぶらしていると待ち時間がすぐになくなって、乗船案内になると思います。
もしゆったりとした時間を楽しみながら旅行ができるという方は、船旅を1つの選択肢にいれてみてはいかがでしょうか?
ゆったりとした日本国内の船旅はいつもの旅とは違う、癒しの時間を楽しめるに違いありません。そしていつもよりゆったりとした旅は日本が島国だということを教えてくれるに違いありません。
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新日本海フェリーの公式ホームページ http://www.snf.jp/