ほぼ貸切で南インドの自然を楽しむ! ムンロー島の神秘的なクルーズ

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南インドのケララ州といえば、アーユルヴェーダとバッグウォーターが有名ですが、ここでは一味違うバッグウォーターツアー「ムンロー島」クルーズをご紹介します。ムンロー島は、ケララ州のコーラム(クイロン)から車で25km西へ走った水郷地帯にあります。

面積13.4キロ平米、人口1万人以下の小さな島。クルーズは、州政府観光局が行うコーラム発の4時間程度のツアーで、この島を一周します。おすすめポイントは以下の3つ。

1. 通常のバッグウォーターツアーより料金・時間的に手軽
最も王道のバックウォーターツアーは、ケララ州のアレッピーからコーチンを往来するもの。こちらはくまなくバックウォーターを見られる、船上での南インド料理ランチなども魅力的なのですが、なにしろ1日かかります。結構乗りっぱなしは飽きる人もいます。

一方ムンロー島クルーズは4時間半のクルーズが可能! 2014年5月時点での設定は、9時〜13時半または14時〜18時半で500ルピー(1600円)。電話でも予約できますし、直接観光案内所での予約も可能です。公式サイト( http://southernbackwaters.com/village.htm )に詳しい運航スケジュールが載っています

2. 小さなボートで運行 うまくいけば貸切
ムンロー島の水路は狭いこともあり、ボートは木製、最大6人程度が乗れます。私が行ったときは2名で貸切。「ちょっとそこの民家で止まってくれ」「あの植物はなんだ」とワガママ言い放題。昔から使われている木製ボートのデザインを間近で見られるのも乙です。

3. 島の暮らしを間近で見られる
水路は民家すれすれの場所を通るので、水郷地帯の半ば自給自足の生活や、養殖業の様子なんかを目の前で見れます。私は、ある家庭の魚捕獲風景を見ました。巨大なドジョウのような魚を木に吊るし、皮を剥いでいました。

船の漕ぎ手も地元で育った人が行うので、島に詳しい。自然への接し方、島の人との世間話なども、このクルーズならではの体験。

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このクルーズの発着点となるコーラムという街、なぜか旅行ガイドブッグ上ではあまり評判が良くないのですが、ビーチや漁師の暮らしが間近に見られます。特に英国統治時代につくられた展望台の美しいデザインは必見。

早朝に港へ行くと、市場もやっています。なんとものんびりとした、でも力強い漁師も魅力的です。ルンギーが似合います。ケララ州へ行くけれど時間がない!という方、おすすめです。

By Shoko
Post: GoTrip! https://gotrip.jp/

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Via:POSHVINE