カシミールの地に輝く宝石、スリナガルのダル湖でボート体験


インド北部ジャンムー・カシミール州の都、スリナガル。

カシミールの「水の都」と呼ばれるスリナガルは、目が覚めるような美しい自然、カシミア、パシュミナなどのウール製品や手織りのシルクカーペット などのインドを代表する工芸品、そしてドライフルーツの産地としても知られています。

そんなスリナガルの観光の目玉はなんといってもダル湖。この総面積約22平方 キロメートルの広大な湖は「カシミールの王冠に輝く宝石」とも呼ばれ、宝塚歌劇団もこの美しくロマンチックな湖、ダル湖を舞台にした作品「ダル・レークの恋人」を過去3度に渡り上演しています。

ダル湖にはハウスボートと呼ばれる大きなボート型のホテルが何隻も並んでおり、スリナガルに来たら 1泊は ハウスボートに泊まる体験をしたいところ。

ただしボートとはいっても湖上を漂っているわけではなく停泊しているので、部屋の中に入るとあまり湖の上にいる感覚を味わえないかもしれません……

ダル湖のもうひとつの楽しみ方は、シカラと呼ばれる小型ボートでの湖巡り。

手漕ぎボートで湖上の様々な場所を案内してくれます。
おすすめは夕暮れ。夕日が水面に沈んでいく様はまるで絵画のよう。日が落ちて辺りが暗くなりかける時も、ボートの上に寝そべるとまるで湖上に自分がユラユラと浮かんでいるような感覚がします。

湖上の売店ではカシミール州名産のアーモンドやシナモン、クローブなどをミックスしたお茶、カワ・ティーも販売していました。

工芸品やドライフルーツなどの観光客向けの店はもちろんのこと、普通の売店や仕立て屋、床屋なども湖上に並び、地元の人もわざわざボートを漕いで買いに来ます。

また、ボートに乗った行商も湖の上を行き交っています。


湖上ではボートに揺られフルーツや日用品、服にアクセサリー、ありとあらゆるものが売られています。

肉を炭火で焼いて提供してくれるカバブ屋さんまで。

シカラは政府が決めた公的料金1時間500Rs(約900円)が相場ですが、 交渉すればディスカウントも可能です。

冬はかなり気温が下がるものの、モンスーンの影響をあまり受けないスリナガルは年間を通してそれぞれの季節の美しさを楽しめる場所です。

ただしジャンムー・カシミール州は隣国パキスタンとの国境紛争が時として起こりデリケートな場所でもあります。また、スリナガルの客引きや商人はかなり手強くボッタクリが多発していることもありますので、不安な方は事前に信頼できる旅行会社でツアーを予約してから行くことをおすすめします。

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