【日本麺紀行】60年以上変わらない東京ラーメンを味わおう!都内屈指の正統派東京ラーメン、渋谷区笹塚の「中華そば 福寿」

日本各地にはそれぞれの街や地域の方々がこよなく愛し、磨き上げられてきた絶品グルメが必ず1つや2つ存在する。

しかしその絶品グルメは、ほとんどの場合地元の人にとっては「常識」や「当たり前」のため、その街や地域以外の人にはなかなか知られることがないのが、現状である。

今回ご紹介するのは、東京都渋谷区笹塚にある「中華そば 福寿(ふくじゅ)」だ。

・「中華そば 福寿」それは、まさにノスタルジーそのもの
こちらのお店、創業1951年(昭和26年)という東京でも老舗中の老舗のラーメン店。

1951年といえば、第二次世界大戦が終わり、わずか6年しか経っていない年。

時代は朝鮮戦争の真っ只中であり、戦争特需によって戦後の日本が徐々に豊かになっていく、そんな時代であった。

そんな時代に産声を上げたのが今回ご紹介する「中華そば 福寿(ふくじゅ)」だ。

創業当時から建て替えられていないお店は、その中も外も1951年のまま、ひとたび暖簾をくぐると、あっという間にタイムスリップしたような光景が広がる。

・60年以上変わらぬ味わい、それが「中華そば 福寿(ふくじゅ)」
こちらのお店、他店ではなかなか見る事ができない「かまど」で麺を茹でている。

大きな鍋で一気に茹で上げられる麺は、20秒程度お湯に泳がせるだけであるにもかかわらず、絶妙に火が入っているのだ。

そしてスープはどことなく懐かしい、甘めの醤油味。

しっかりとちぢれた細麺に、どことなく懐かしい、甘めの醤油味のスープがよく似合う。

スープの味の奥行きをたっぷりと感じながら、絶妙な火加減の麺をすすりあげると、かつての高度経済成長時代の香りすら感じる事ができるに違いないのだ。

・オススメは五目ラーメン
こちらのお店、ワンタンなど魅力的なメニューが揃っているのだが、そんなメニューの中でオススメしたいのが、五目ラーメン。

ラーメンに加えられるのは、甘辛く仕上げられたメンマや椎茸、そして下ゆでされたモヤシにチャーシュー、さらにはカマボコとナルト、そして半熟卵。

「五目」の名前とは違って、5品以上のトッピングがうれしい。

そんなトッピングの中で、特筆したいのが半熟卵。

卵の柔らかな味わいと、60年以上かわらぬ醤油スープを是非合わせてみてほしい。

思わず目を閉じて味わってしまうほど、まさに絶品中の絶品なのだ。

東京渋谷区笹塚。

高速通りのある大通りから、少し路地を入ってみれば、大都会東京の面影は一瞬にして消え、ここにはまだ昔ながらの街並や商店街が広がっている。

そんな昔を訪ね歩く東京散歩の旅もいいかもしれない。

散歩の途中で、昔ながらの東京ラーメンを味わってみる、そんな旅もいいかもしれない。

きっとそんな路地裏や商店街には、まだまだ、知られざる名店が眠っているに違いない。

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店名 中華そば 福寿(ふくじゅ)
住所 東京都渋谷区笹塚3-19-1
時間 15:00ごろ~21:00ごろ
休日 火曜日



この記事のお店・スポットの情報

お店・スポット名 : 中華そば 福寿(ふくじゅ)

住所 : 東京都渋谷区笹塚3-19-1