【金沢女子旅】古都金沢 東山ひがし茶屋街 重要伝統的建造物群保存地区をぶらり散策

石川県金沢市の東山にある「ひがし茶屋街」は、明治初期に建築された古い建物が多く残る、重要伝統的建造物群保存地区。国内外から観光客がたくさん訪れる有名な観光スポットです。

保存地区内には昔ながらの茶屋様式の町屋が多く、一階には揃いの出格子。今も夕暮れ時には風情あふれる三味線や太鼓の音が聞こえてくるのだとか。

こちらは、国の重要文化財になっている「志摩(しま)」。文政三年(1820)に建てられ、江戸時代の姿がそのまま残っているお茶屋の建物です。

入館料(大人500円、中学生以下300円)を支払えば、中に入って、二階の客間など貴重な文化遺産を間近で見ることができます。季節に応じて変わる内部のしつらえも見どころ。

また、志摩の中にある「寒村庵」では、春日燈灯、月見燈灯、槍燈灯が配置された典型的なお茶屋の庭を眺めながら、金沢の伝統和菓子とお抹茶をいただくこともできます。(有料)

ひがし茶屋街の中ほどにある「箔座ひかり藏」は、純金プラチナ箔や金箔を使ったアイテムを売るお店。

高そうなイメージですが、アクセサリーやポーチなどは、比較的手ごろな値段のものもあります。「金箔職人製法」でつくられたあぶらとり紙は300円台からとプチプライスなので、女友達へ配るお土産にぴったり。

「箔座ひかり藏」の店の奥には、純金プラチナ箔と24Kの純金箔で仕上げた「黄金の蔵」があるので、ぜひ立ち寄って見てみましょう。(観覧無料)

雰囲気を楽しみながら、散策を続けます。

三百数十年の歴史を持つ和菓子舗「森八」。「長生殿(ちょうせいでん)」という和菓子が有名です。

加賀麩の不室屋(ふむろや)は、今年で創業151年になる老舗のお麩屋さん。生麩や焼き麩、麩菓子などのお土産を購入できます。

そのすぐ隣にある「不むろ茶屋」は、お麩を使った甘味や軽食を食べさせてくれるお店。

香ばしく炙った生麩に甘い白味噌だれをからめた「名代 みそだれ田楽麩」は、不むろ茶屋の名物甘味。
もっちりとした生麩独特の食感がくせになります。

粟麩のお汁粉や温麩そうめんなど、お麩専門店ならではのメニューも揃う不むろ茶屋。ひがし茶屋街の散策で疲れたときの休憩にぴったりなので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

レンタル着物なのか、加賀友禅を着て街歩きを楽しむ若い女性の姿もちらほら。昔ながらの風情が残るひがし茶屋街に、着物姿の女性はよく似合います。

日が落ちる頃には、さらにしっとりした雰囲気が漂うひがし茶屋街。

古都金沢らしい伝統工芸品、老舗のお麩や和菓子などのお土産を買ったり、街歩きの合間に茶屋で甘味をいただいたりと、女子旅におすすめのひがし茶屋街、金沢を訪れる際は、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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名前 ひがし茶屋街
住所 石川県金沢市東山
アクセス 北鉄バス・西日本JRバス橋場町下車、徒歩10分